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*12:53JST 概況からBRICsを知ろう～ロシア株式市場は弱含み、中国本土株安の軟調地合いを意識 【ブラジル】ボベスパ指数　76028.50　-1.03％ 17日のボべスパ指数は790.22ポイント安（-1.03％）の76028.50で取引を終えた。株価指数構成銘柄では16が上昇、51が下落、変わらずは0。マルフリグ・グローバル・フーズの下げが目立っており、B2Wコンパニア・デジタルなどがさえない動きとなった。新興国市場の不確実性は低下していないことから、17日の取引では国内外の投資家による売りが優勢となった。 【ロシア】MICEX指数　2252.12　-0.26％ 17日のロシアIMOEX指数は弱含み。前日比5.97ポイント安（-0.26％）の2252.12で17日の取引を終えた。外部環境の改善は遅れていること、中国本土株安の軟調地合いを意識して売りが続いている。 【インド】SENSEX指数　37947.88　＋0.75％ 17日のインドSENSEX指数は、強含み。前日比284.32ポイント高(+0.75％)の37947.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.75％高（+85.70ポイント）の11470.75で取引を終えた。 中国本土株の下落がやや嫌気される場面があったが、株価指数はおおむね強い動きを見せた。SENSEX指数の構成銘柄では21が上昇、10が下落、変わらずは0。イエス銀行（YES）、インドステイト銀行（SBIN）などの銀行株の上げがやや目立っていたようだ。 【中国本土】上海総合指数　2668.97　−1.34％ 17日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.23ポイント安（-1.34％）の2668.97ポイントと5日続落した。約2年7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。 中国景気の先行き不安がくすぶる状況。幅広い銘柄に売りが広がっている。これまでに公表された中国経済指標では、消費や投資の減速が鮮明化し、中国経済の鈍化が示唆された。米中貿易摩擦の警戒感がやや薄れるなかで買いが先行したものの、上値は重く、指数は中盤から下げに転じている。上海総合指数は一時2665.59ポイントまで下落し、2015年の人民元実質切り下げ後安値（2016年1月27日の2638ポイント）に接近した。 《FA》