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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、企業業績の好転が支援材料

2018/8/14 10:54 FISCO
*10:54JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、企業業績の好転が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 77496.44 +1.28% 13日のブラジル市場は6日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比982.09ポイント高(+1.28%)の77496.44で取引を終えた。75931.13から77689.00まで上昇した。 前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。連日の下落で足元では値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、内需関連の上昇も指数をサポート。ただ、トルコの通貨危機への懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。 【ロシア】MICEX指数 2285.61 +0.46% 13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比10.56ポイント高(+0.46%)の2285.61で取引を終了した。2255.75から2298.36まで下落した。 売りが先行した後は買い戻され、終盤に上げ幅をやや拡大させた。企業業績の好転が支援材料となり、対象セクターに買いが広がった。ノリルスクニッケル(GMKN)はこのほど、1-6月に80%の増益を報告した。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の物色手掛かりとなった。ただ、トルコの通貨危機への懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。 【インド】SENSEX指数 37644.90 -0.59% 13日のインドSENSEX指数は続落。前日比224.33ポイント安(-0.59%)の37644.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.75ポイント安(-0.65%)の11355.75で取引を終えた。 安く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。前営業日の欧米市場の下落に加え、この日のアジア市場が軟調な展開を示していることを受け、インド株にも売りが先行。また、トルコリラの急落を受け、インドなど新興国の通貨・株式にも売り圧力が強まった。このほか、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせになった。 【中国本土】上海総合指数 2785.87 -0.34% 週明け13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比9.44ポイント安(-0.34%)の2785.87ポイントと3日ぶりに反落した(一時1.89%安)。 人民元安の進行が逆風。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、対米ドルの人民元レートを3営業日連続で元安方向に設定した。上海外国為替市場は元安が急速に進み、約1年3カ月ぶりの水準で推移している。米国とトルコの関係悪化を背景としたトルコリラ急落もマイナス。アジアなどの通貨も軒並み下落するなか、新興国からの資金流出懸念が再燃している。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。企業業績の改善や、中国の政策に対する期待感が相場の支えとなっている。指数は中盤から下げ幅を縮小した。 《FA》