マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 13:20:30
9,562,279
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続落、利上げの実施が嫌気

2018/8/3 10:46 FISCO
*10:46JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続落、利上げの実施が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 79636.69 +0.10% 2日のブラジル市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比335.04ポイント高(+0.42%)の79636.69で取引を終えた。78573.06から79896.31まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジで推移した。資源大手の上昇が指数をサポート。原油価格の上昇が好感されたもようだ。また、年内の追加利上げ懸念の後退も引き続きサポート材料。一方、指数の上値は重い。米中貿易戦争に対する不安が再び高まっていることが足かせになった。 【ロシア】MICEX指数 2315.18 -0.26% 2日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比20.03ポイント安(-0.87%)の2295.15で取引を終了した。2321.78から2288.11まで下落した。 小幅高で寄り付いた後は売りに押され、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。米国がロシアの企業・個人などに対し、追加の制裁案を導入したとの報道が嫌気された。また、米中貿易戦争に対する不安が再び高まっていることもリスク回避の売りを加速させた。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。 【インド】SENSEX指数 37165.16 -0.95% 2日のインドSENSEX指数は続落。前日比356.46ポイント安(-0.95%)の37165.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同101.50ポイント安(-0.89%)の11244.70で取引を終えた。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。利上げの実施が嫌気された。インド準備銀行(中央銀行)はきのう1日、政策金利を0.25%引き上げ、6.50%とした。インフレ率の加速が利上げの理由として挙げられている。また、7月の自動車販売台数が前月から減少したとの報告も同セクターの圧迫材料。ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が継続した。 【中国本土】上海総合指数 2768.02 -2.00% 2日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比56.51ポイント安(-2.00%)の2768.02ポイントと続落した。約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。 米中貿易戦争の警戒感が強まるなか、投資家心理が一段と悪化。トランプ米政権が2000億米ドル相当の中国製品に追加輸入関税を課す計画について、「追加関税率を当初予定の10%から25%に引き上げる検討に入った」と報じられた。中国外交部の報道官は定例会見で、「米国が一段の措置を講じれば、中国は必ず対抗措置をとる」と述べている。また、前日に続き、中国の不動産引き締めに対する懸念も売り材料となった。 《NH》