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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は3日ぶり反落、企業業績の悪化などを警戒

2018/8/1 10:58 FISCO
*10:58JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は3日ぶり反落、企業業績の悪化などを警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 79220.43 -1.31% 31日のブラジル市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1055.16ポイント安(-1.31%)の79220.43で取引を終えた。80279.31から79016.26まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。企業業績の悪化が警戒された。多くの企業が発表した4-6月期の業績は市場予想を下回ったと報告されている。また、NY原油先物の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、米中貿易戦争への警戒感が緩和されていることが指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2321.11 +1.11% 31日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比25.39ポイント高(+1.11%)の2321.11で取引を終了した。2286.84から2321.11まで上昇した。 売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが継続。また、大手銀行ズベルバンク(SBER)の上昇も指数をサポートした。キャッシュフローの改善が好感されたもようだ。このほか、米中貿易戦争への警戒感がやや後退していることや欧米市場の上昇も支援材料となった。 【インド】SENSEX指数 37606.58 +0.30% 31日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比112.18ポイント高(+0.30%)の37606.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.95ポイント高(+0.33%)の11356.50で取引を終えた。 軟調な展開が続いた後は終盤に上げ幅を拡大させた。この日の欧州市場が上昇したことを受け、終盤に買い戻しが広がった。国内では、モンスーン(雨季)の降雨不足が解消されているとの報告がインフレの加速懸念をやや後退させた。 【中国本土】上海総合指数 2876.40 +0.26% 31日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.35ポイント高(+0.26%)の2876.40ポイントと5日ぶりに反発した。 政策期待の高まりが支え。今後の経済政策を練るために、中国共産党は近く、政治局会議を開く——との観測が流れている。すでに国務院(内閣に相当)は23日の常務会議で、内需拡大に向けて財政政策をより積極化する方針を打ち出した。寄り付き前に公表された今年7月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)が下振れるなか、指数は続落でスタートしたものの、中盤に入り徐々に買いが優勢となっている。 《NH》