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*10:43JST 概況からBRICsを知ろう～上海総合指数は値下がり、米中の貿易摩擦を懸念する売りが続く 【ブラジル】ボベスパ指数　74553.06　-0.25％ 5日のブラジル市場は6日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比190.05ポイント安（-0.25％）の74553.06で取引を終えた。75126.63から73755.83まで下落した。 買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となった。また、米中貿易戦争への懸念が高まっていることなど弱い外部環境も警戒材料となった。 【ロシア】MICEX指数　2346.86　+1.86％ 5日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比42.80ポイント高（+1.86％）の2346.86で取引を終了した。2293.78から2346.86まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。16日に開催される予定となる米ロ首脳会談に対する期待が高まっていることが指数をサポート。この会談を通じて米ロ関係が改善方向に向かうと期待されている。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。 【インド】SENSEX指数　35574.55　-0.20％ 5日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比70.85ポイント安(-0.20％)の35574.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.15ポイント安(-0.19％)の10749.75で取引を終えた。 小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。この日のアジア市場がそろって軟調な値動きを示していることを受け、インド株にも売り圧力が強まった。 【中国本土】上海総合指数　2733.88　-0.91％ 5日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比25.24ポイント安（-0.91％）の2733.88ポイントと続落した。約2年4カ月ぶりの安値を切り下げている。 米中の貿易摩擦を懸念する売りが続く。米国と中国は予告通り、互いの輸入品に対する追加関税を6日（米時間）に同時発動する見込みだ。「関税賦課による悪影響で、経済が停滞する」との不安がくすぶっている。 《NH》