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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小反発、堅調な経済指標が好感された

2018/7/4 10:34 FISCO
*10:34JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小反発、堅調な経済指標が好感された 【ブラジル】ボベスパ指数 73667.75 +1.14% 3日のブラジル市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比828.01ポイント高(+1.14%)の73667.75で取引を終えた。72847.84から74514.86まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。外資の流入期待などが支援材料。世界最大の資産運用会社ブラックロックは最新リポートで、ブラジル株などの値ごろ感を指摘し、ポートフォリオに占めるブラジル資産を拡大する方針を示した。また、原油価格の上昇なども資源セクターの物色手掛かり。一方、米中貿易戦争への懸念が高まっていることなどが指数の足かせになった。 【ロシア】MICEX指数 2301.65 -0.76% 3日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比17.66ポイント安(-0.76%)の2301.65で取引を終了した。2320.41から2296.92まで上昇した。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。米中貿易戦争への懸念が高まっていることが圧迫材料となり、ロシア株にも売りが広がった。また、人民元安の進行なども警戒材料。このほか、翌4日は独立記念日で米株式市場が休場となり、積極的な買いは手控えられた。 【インド】SENSEX指数 35378.60 +0.32% 3日のインドSENSEX指数は小反発。前日比114.19ポイント高(+0.32%)の35378.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.60ポイント高(+0.40%)の10699.90で取引を終えた。 売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。堅調な経済指標が好感された。6月日経製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.1となり、前月の51.2から上昇し、6カ月ぶりの高水準を記録。また、6月の消費者信頼感指数も前月からほぼかわらずの60.00ポイントだった。利上げの実施を受け、消費者信頼感指数が大幅に低下すると予測されていた。 【中国本土】上海総合指数 2786.89 +0.41% 3日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.33ポイント高(+0.41%)の2786.89ポイントと反発した。 中盤から買われる流れ。人民元安の進行や中国経済の成長鈍化などを不安視した売りが先行したものの、値ごろ感に着目した買いが徐々に入った。上海総合指数は前日に2.5%安と急落し、約2年4カ月ぶりの安値を付けている。また、大株主の買い支えや外資マネーの流入は継続している——と伝えられたことも、投資家の買い安心感を誘った。 《FA》