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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は大幅反落、インフレ悪化が嫌気される

2018/6/22 14:37 FISCO
*14:37JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は大幅反落、インフレ悪化が嫌気される 【ブラジル】ボベスパ指数 70074.90 -2.84% 21日のブラジル株式市場では、主要株価指数のボベスパ指数は大幅反落。前日比2048.51ポイント安(-2.84%)の70074.90で取引を終えた。米通商政策に対する警戒感は消えていなことから、新興国市場からの資金流出が続いている。 21日発表された6月ブラジル拡大消費者物価指数(IPCA)は前月比+1.11%で上昇率は市場予想を上回った。インフレ悪化が嫌気されており、株価指数を圧迫する一因となっている。 【ロシア】MICEX指数 2245.94 -0.46% 21日のロシア株式市場では、主要株価指数のMOEXロシア指数は反落。前日比10.33ポイント安(-0.46%)の2245.94で引けた。米中貿易戦争や米国の通商問題に対する警戒感は残されており、ロシア株式市場を圧迫した。 21日の取引レンジは2243.71−2268.93。なお、一部報道によると、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が7月に首脳会談を行なう方向となっているようだ。経済問題についても議論されるとみられており、ロシア経済にとってプラス材料になるかどうか注目されている。 【インド】SENSEX指数 35432.39 −0.32% 21日のインドSENSEX指数は、弱含み。前日比114.94ポイント安(-0.32%)の35432.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.95ポイント安(-0.29%)の10741.10で取引を終えた。 中国本土株の下落を嫌気した売りが入ったようだ。SENSEX指数の構成銘柄では8が上昇、23が下落、変わらずは0。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)、インド石油ガス公社(ONGC)などの下げがやや目立っていたようだ。 【中国本土】上海総合指数  2875.81 −1.37% 21日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比39.92ポイント安(-1.37%)の2875.81ポイントと反落した。約2年ぶりの安値水準を切り下げている。 米中貿易摩擦の警戒感がくすぶる。トランプ米大統領は20日、通信機器メーカーの中興通訊(ZTE:000063/SZ)の制裁緩和を巡り、反対する議員団と会談したが、詳細については明らかにされていない。米中間で制裁措置の応酬が繰り返されるなか、米政権はハイテク機器の対中輸出規制も検討しているとされる。 《FA》