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昭和産業 Research Memo(2):2025年3月期はコスト増で減益予想、適正価格販売で減益幅縮小へ期待

2025/1/8 12:02 FISCO
*12:02JST 昭和産業 Research Memo(2):2025年3月期はコスト増で減益予想、適正価格販売で減益幅縮小へ期待 ■昭和産業<2004>の今後の見通し 2025年3月期の業績予想は期初予想を据え置き、売上高346,000百万円(前期比0.1%減)、営業利益12,000百万円(同8.7%減)、経常利益13,000百万円(同21.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益11,000百万円(同11.0%減)を見込む。下期について、コスト環境は期初の想定と大きく変わらないと見ており、引き続きコストを反映した適正価格での製品販売に努める。事業別の売上高を見ると、食品事業は283,000百万円(前期比0.2%増)、飼料事業は58,000百万円(同2.5%減)、その他で5,000百万円(同9.5%増)を見込んでいる。食品事業については、下期においても原料価格は大きく上がらないという前提で、製粉カテゴリで111,000百万円(同1.4%増)、製油カテゴリで96,000百万円(同1.8%減)、糖質カテゴリで69,000百万円(同0.7%増)、その他食品で7,000百万円(同11.1%増)を見込む。一方で営業利益については、物流費上昇や人件費増加等の影響から2024年3月期比で減益見込みとした。物流費は下期に向けて下がる要素は見当たらず、人件費は同社方針に基づくことから業績予想の確度は高いだろう。上期の売上・利益ともに順調な進捗率の流れを受けて、従来から徹底しているコスト上昇分に応じた適正価格での販売を継続することで、減益幅の縮小に期待したい。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《HN》
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小麦粉や植物油、コーンスターチなど食品事業が主力。昭和天ぷら粉など定番商品多数。飼料事業、植物工場なども。食品事業は堅調。価格改定効果も。植物由来タンパク質で新ブランド投入、シート状食品を外食向けに販売。 記:2024/09/27