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ケンコーマヨ Research Memo(6):2036年3月期に売上1,250億円以上、営業利益率6%以上目指す(1)

2024/12/24 12:06 FISCO
*12:06JST ケンコーマヨ Research Memo(6):2036年3月期に売上1,250億円以上、営業利益率6%以上目指す(1) ■ケンコーマヨネーズ<2915>の今後の見通し 2. 中長期経営計画『KENKO Vision 2035』 (1) 『KENKO Vision 2035』の概要 同社は2024年5月に、2036年3月期までの12年間の中長期経営計画『KENKO Vision 2035』を発表した。「サラダ料理で世界一になる」をビジョンに掲げ、持続的な成長の実現に向けて抜本的改革に取り組み企業価値のさらなる向上を目指す。『KENKO Vision 2035』では第1フェーズ(2025年3月期〜2028年3月期)を事業構造の改革期、第2フェーズ(2029年3月期〜2032年3月期)を再成長期、第3フェーズ(2033年3月期〜2036年3月期)を進化・発展期と位置付けた。 経営数値目標は、第1フェーズの最終年度となる2028年3月期に売上高1,020億円以上、営業利益33億円以上とし、2036年3月期には売上高で1,250億円以上、営業利益で75億円以上、営業利益率で6%以上を目標に掲げた。第1フェーズでは成長基盤を構築するための事業ポートフォリオ改革や事業拠点の再編、DX投資などの先行投資を実施することもあり、営業利益で年平均成長率3%以上と堅実な目標となっているが、2025年3月期に40億円を超える公算が大きい。2026年3月期以降の利益水準の考え方としては2025年3月期の水準を下限とし、維持向上を目指していくものと弊社では見ている。また、第2フェーズ以降は年率10%以上と利益成長を加速する計画となっているが、発射台となる2028年3月期の利益水準次第で、目標とする成長率も変わってくる可能性がある。なお、12年間の年平均売上成長率は3%以上を目指しているが、直近10年間が年率4%成長だったことや、海外事業への本格進出などを考慮すれば実現性の高い目標と言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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業務用食品メーカー。マヨネーズやドレッシング、サラダ、総菜、タマゴ加工品の製造、販売等を行う。ロングライフサラダで国内トップシェア。タマゴ加工品は売上回復進む。28.3期営業利益33億円以上目標。 記:2024/11/28