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日本電技 Research Memo(4):強みは「計装エンジニアリング」

2024/6/21 15:34 FISCO
*15:34JST 日本電技 Research Memo(4):強みは「計装エンジニアリング」 ■会社概要 3. 計装エンジニアリング 「計装」とは、ビルや工場において空調や生産ラインなど各種の設備・機械装置を、計測・監視・制御の手法によって自動でコントロールする技術で、快適化・効率化・省力化・省エネ化の実現を目的としている。例えば、ビルの空調計装であれば、「最少のエネルギーで快適な環境を実現する」技術と位置付けられ、温度・湿度・気圧などを計測してその情報を監視し、一定の環境を維持するために機器を制御しながらビル全体の空調をコントロール、快適性や省エネ化を実現している。計装技術は近年、省エネ化に必須の技術として注目され、最新のIoT・AI技術を用いた計測・監視システムが開発されたり、「地域冷暖房」のコア技術として利用されたりするなど進化を続けている。一方「エンジニアリング」とは、部分最適に陥りがちな設備・機械装置を、ユーザーにとって全体最適化する技術を指す。 日本電技<1723>のようにこうした「計装」と「エンジニアリング」の機能を併せ持つ企業は少なく、「計装エンジニアリング」という技術自体が同社の強みとなっている。このため、不断に高度化するアズビルの新製品を容易に使いこなし、年々複雑化・大型化する建物全体の空調をコントロールする対応力は、取り扱い販売店の中でも抜きん出ていると言われている。 さらに同社は、こうした「計装エンジニアリング」という技術を産業システムの分野へ持ち込んだ。工場の生産設備機器や生産ライン全体を自動化・省力化するうえで、「計装エンジニアリング」という技術は非常に相性が良く、同社にとっては成長領域として捉えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SO》
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時価総額 42,548百万円
ビル空調計装工事や工場向け計装工事が柱。関連機器販売も。アズビルの特約店。空調計装関連事業は好調。工場や事務所向け物件等の新設工事の増加などが寄与。24.3期3Q累計は収益伸長。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/30