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AIAI Research Memo(2):保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」(2)

2024/6/12 12:52 FISCO
*12:52JST AIAI Research Memo(2):保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」(2) ■要約 5. 中期経営計画2023~2025の進捗は順調 AIAIグループ<6557>は2023年5月にAIAIグループ中期経営計画2023〜2025を策定し、目標数値としては最終年度2026年3月期の売上高120億円〜130億円、営業利益3億円〜5億円、3ヶ年累計投資額6.8億円などを掲げた。そして計画1期目の2024年3月期に、最終年度目標値に対して売上高をほぼ達成し、営業利益を超過達成した。園児数、年間保育所等訪問支援数、社内ライセンス取得者数累計なども計画を上回る水準となり、成長戦略は順調に推移している。基本戦略として「AIAI三育圏」によるグループシナジーの最大化を図る方針に大きな変更点はない。AIAI NURSERYについては、今後市場が成熟期に突入することも念頭に置いて新規施設開設スピードを落とす形になるが、引き続きニーズ及び投資対効果の高い地域への出店を継続して利益の安定成長を推進するほか、業界再編も見据えた取り組みを推進する。一方で、障害児童施設に対するニーズが急速に高まっているため、AIAI PLUSをAIAI NURSERYに次ぐ成長の柱として育成するほか、新たなビジネスモデルとしてAIAI VISITの展開を首都圏において本格化させる方針だ。 6. 安定収益フェーズへの移行を評価、成長戦略の進捗に注目 同社は2024年3月期が大幅営業増益となり、中期経営計画の最終年度営業利益目標値を超過達成した。営業黒字が拡大してAIAI NURSERYを柱とする安定収益フェーズに入ったことが確認できた形であり、この点を弊社では高く評価している。また今後はAIAI NURSERYの新規施設開設のスピードが鈍化するが、一方で、発達障害児童数の増加に伴い障害児童施設に対するニーズが急速に高まっているという事業環境の変化に対応し、AIAI PLUSをAIAI NURSERYに次ぐ成長の柱として育成するほか、新たなビジネスモデルとしてAIAI VISITの展開を首都圏において本格化させる方針としている。同社の収益が新たな成長ステージに入ることが期待され、引き続き成長戦略の進捗に注目したいと弊社では考えている。 ■Key Points ・保育・療育・教育を一体的に提供し、3つの事業のシナジー効果を最大化させる「AIAI三育圏」 ・特色ある独自の幼児教育プログラムや「AIAI三育圏」のシナジーが強み ・2024年3月期は計画を上回る大幅増収増益で着地 ・2025年3月期は先行投資も考慮して営業・経常減益予想だが保守的 ・中期経営計画2023~2025の進捗は順調 ・安定収益フェーズへの移行を評価、成長戦略の進捗に注目 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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6557 東証グロース
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時価総額 2,976百万円
福祉施設運営会社。首都圏等での認可保育園の運営や児童発達支援、放課後等デイサービスなどを手掛ける。グループで107施設運営。既存施設の園児数は増加。販管費の減少等もあり、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/26