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プログリット Research Memo(1):2024年8月期第2四半期は売上高・各利益ともに過去最高を更新

2024/5/13 14:01 FISCO
*14:01JST プログリット Research Memo(1):2024年8月期第2四半期は売上高・各利益ともに過去最高を更新 ■要約 プログリット<9560>は英語学習にコーチングという手法を用い、短期間で学習者の英語力を伸ばす「英語コーチングサービス」とシャドーイング音声を添削する「サブスクリプション型英語学習サービス」(以下、サブスクサービス)を提供するビジネスモデルを展開している。英語コーチングサービスの受講者数は累計18,000名を超える(2023年12月末時点)。英語が話せないというだけで、70億人とのコミュニケーションや世界での仕事を諦める事態にならないよう、コーチングサービスを通じてあらゆる人々にスキルや自信を提供し、一人でも多くの人が、世界で自由に活躍するための環境を実現できるよう、質の高いサービスを展開している。 1. 2024年8月期第2四半期の業績概要 2024年8月期第2四半期の業績は、売上高が2,045百万円(前年同期比51.3%増)、売上総利益が1,503百万円(同56.7%増)、営業利益が539百万円(同91.2%増)、経常利益が530百万円(同91.2%増)、四半期純利益が395百万円(同110.0%増)と、売上高・各利益ともに第2四半期として過去最高を更新した。新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)対策の行動制限の解除によりビジネスパーソンを中心に海外渡航機会が増加し、またコロナ禍以降、海外とのWebコミュニケーションが定着するなかで、英語を本格的に使用するニーズは従来にも増して高まっている。既に海外進出を果たしている企業や今後進出を企図している企業では英語を活用できるグローバル人材へのニーズは高く、そのような要請に応えようと考える社会人や学生の間でも、実践的な英語能力獲得に向けた意欲は高い。 2. 2024年8月期の業績見通し 2024年4月、同社は2024年8月期業績予想の修正を発表した。修正後の予想は、売上高が4,250百万円(期初計画比11.8%増)、営業利益が750百万円(同23.0%増)、経常利益が740百万円(同21.3%増)、当期純利益が540百万円(同22.7%増)と、売上高・各利益ともに上方修正している。前期比では、売上高は40.6%増、営業利益は50.9%増、経常利益は50.1%増、当期純利益は49.7%増と引き続き大幅な増収増益を見込んでいる。修正理由として、英語コンサルタント等の待遇改善を背景に採用活動が順調に進捗した結果、サービス供給力が強化されたこと及び、サブスクサービスが順調に伸びていることを挙げている。 3. 今後の成長戦略 今後の成長戦略は、英語コーチングサービスの供給力の増強、法人向けビジネスの強化、開発力を生かしたサブスクサービスの拡充、新たな英語学習領域及び英語学習領域以外への展開を基本戦略としている。オーガニック戦略として、主力である英語コーチングサービスのさらなる顧客獲得拡大とサブスクサービスへの投資を中心に進め、より安価な価格帯セグメントに新しいサブスクサービスを提供するなど、様々な価格や目的に適合したサービスのポートフォリオを構築し、顧客層の拡大と認知の向上を図り、成長を加速させていく。また、M&Aなどによるインオーガニック戦略として、積み上げてきたノウハウを生かし、新たな英語学習サービスや英語学習以外のサービスへの拡大を計画している。 ■Key Points ・2024年8月期第2四半期は、第2四半期として過去最高の増収増益を記録 ・英語コーチングサービス、サブスクサービスともに成長が著しく、今後も好調な伸びが期待できる ・サービスの認知度が拡大し、顧客満足度とシナジーを生み出す ・既存事業の拡充と新規領域への拡大を推進し、さらなる成長を目指す (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《HH》
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英語コーチングサービス「プログリット」が主力。サブスク型英語学習サービス「シャドテン」等も。専任コンサルによるサポートが特徴。研修導入企業はトヨタなど260社超。シャドテンの有料会員数は増加傾向続く。 記:2024/05/03