マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 22:06:48
15,252,505
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

Mimaki Research Memo(2):産業用インクジェットプリンタの大手

2023/12/20 17:22 FISCO
*17:22JST Mimaki Research Memo(2):産業用インクジェットプリンタの大手 ■会社概要 1. 会社概要 ミマキエンジニアリング<6638>は、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタ、及びそうした製品に使われるインクやソフトウェアなどの開発・製造・販売・保守サービスをワンストップで行っている。また同社は、「水と空気以外なら何にでもプリントできる」ことを究極の開発目標に据える開発型企業でもあり、常に「新しさと違い」にこだわった、先進性と独自性のある高付加価値な製品を市場に投入している。販売市場は、広告・看板などの製作を支えるSG(サイングラフィックス)市場、工業製品や一般消費者向け小物類への加飾をしているIP(インダストリアルプロダクツ)市場、生地や既製服を捺染するTA(テキスタイル・アパレル)市場の3つで、海外の売上高構成比が約70%とグローバルな事業展開を行っている。 ペンプロッタの技術を生かして進化を続ける 2. 沿革 同社は1975年8月、時計用水晶振動子の組み立てを目的に長野県に設立された。1983年にA2サイズのフラットベッドペンプロッタを自社開発し、1985年に数値制御による美しい円弧作図が評判となった「北斎」ブランドのペンプロッタを発売した。これを機に大型プロッタの製造・販売に参入し、1987年に偏芯カット方式採用のカッティングプロッタ、1996年には水性顔料インク搭載IJ(インクジェット)プリンタを世界で初めて発売するなど、電子部品の製造からペンプロッタの技術を生かした製品の開発・製造にシフトした。その後、高付加価値製品の開発を継続するとともに、営業の全国展開、グローバル展開を推進した。このため順調に成長を続けてきたが、コロナ禍では一時的な成長の踊り場を迎えることとなった。現在は、中長期成長戦略「Mimaki V10」を実行してV字回復を達成、再成長期入りしたところである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SO》
関連銘柄 1件
6638 東証プライム
1,538
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 49,278百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24