マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 20:24:23
15,221,498
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ウェーブロックHD Research Memo(6):2024年3月期第2四半期累計業績は、増収営業増益に

2023/12/14 15:36 FISCO
*15:36JST ウェーブロックHD Research Memo(6):2024年3月期第2四半期累計業績は、増収営業増益に ■業績動向 1. 2024年3月期第2四半期累計業績の概要 ウェーブロックホールディングス<7940>の2024年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高で前年同期比3.0%増の11,774百万円、営業利益で同6.2%増の476百万円、経常利益で同2.6%減の638百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同81.3%減の427百万円となり、2023年7月に修正発表した会社計画を売上高、各利益ともに達成した。また、本来の収益力を示すEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は同14.3%増の859百万円となった。 売上高は、マテリアルソリューション事業で原材料価格上昇分の売価転嫁が進んだことや、アドバンストテクノロジー事業における金属調加飾フィルムの拡大並びに液晶テレビモニター向け導光板の仕入販売増が増収要因となった。一方、営業利益は、原材料価格上昇分の売価転嫁や不採算品目の価格改定実施、エネルギーコスト等の製造経費の抑制により、マテリアルソリューション事業の収益性が大きく改善したことが増益要因となった。 営業外収支は前年同期比で44百万円悪化した。資本業務提携を締結したRP東プラが2023年6月に持分法適用関連会社となったことで持分法による投資利益が24百万円増加した一方で、為替差益が25百万円減少したほか保険解約返戻金が減少した。また、前年同期に計上したクレアネイトの株式売却益2,528百万円が無くなったことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は2ケタ減益となった。 会社計画比では売上増に伴う売上総利益の増加に加えて、原材料価格やエネルギーコストが想定より低く抑えられたことなどにより営業利益で176百万円上回り、また為替の円安進行により営業外で為替差益112百万円を計上したことにより経常利益で288百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で247百万円それぞれ上回って着地した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《SI》
関連銘柄 1件
645
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 7,173百万円
建設資材や農業資材等の製造・販売を行うイノベックス、金属調加飾フィルム等を手掛けるウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーを傘下に収める持株会社。パッケージングソリューション分野は生産体制を強化。 記:2024/08/10