トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 1:38:13
15,176,078
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
ティア Research Memo(10):M&Aで葬儀社2社を含むグループを子会社化し売上規模は1.3倍に急拡大
2023/12/4 13:20
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*13:20JST ティア Research Memo(10):M&Aで葬儀社2社を含むグループを子会社化し売上規模は1.3倍に急拡大 ■今後の見通し 2. M&Aによる業績への影響と今後の展開 ティア<
2485
>は2023年11月20日付で、八光殿及び他関連会社を傘下におさめるNSSK-VV3と、東海典礼及び他関連会社を傘下におさめるNSSK-TTの全株式を7,304百万円で取得し子会社化したことを発表した。また、株式取得資金調達のためのシンジケートローンが組成されるまでの短期つなぎ資金として、金融機関から70億円の借入れを実施している。八光殿は大阪府八尾市を中心とした東大阪エリアに葬儀会館を16施設、東海典礼は愛知県東三河エリアを中心に葬儀会館22施設をそれぞれ展開している。 いずれも社歴は40年以上と古く地域に根差した事業展開を通じて、安定した収益基盤を構築しており、地域内での葬儀件数取扱いシェアは5割弱と強いブランド力も有している。両社ともに同社の経営理念と相通じるものがあり、営業エリアも隣接していることからグループ化によるシナジー効果が大きいと判断してM&Aを決断した。ブランドや経営体制については当面、現行のままで継続する方針で、PMIのプロセスや内容については今後各社で協議していくことになる。想定されるシナジーとしては、商品仕入や物流インフラの共通化によるコスト削減、相互にもつリソースを共有することによるサービス品質のさらなる向上、各地域でのシェア拡大などが挙げられる。 2社の直近期の経営成績を見ると、NSSK-VV3は2022年9月期の連結業績※1で売上高2,720百万円、営業利益169百万円、NSSK-TT※2は2023年5月期の連結業績で売上高1,601百万円、営業利益308百万円といずれもコロナ禍を経て業績は回復基調にある。業績数値を単純合算すると、売上高で約43億円、営業利益で4.7億円に近い数字が同社の2024年9月期連結業績に上乗せされることになる。売上規模では1.3倍に拡大する見通しだ。一方、営業利益はのれん償却額が差し引かれるため、償却期間が何年になるかで変動する。純資産額が合算で約19億円のため、のれんは50億円台前半の水準と見込まれ、これを償却期間で定額償却していくことになる。仮に10年償却となった場合は、初年度の営業利益はのれん償却額とほぼ相殺されることになる。また、当面は子会社のガバナンス体制を上場企業グループ並みに強化する必要があるため、体制強化のためのコスト増も見ておく必要がある。のれん償却が数億円単位になりそうなことから、今後の業績は本来の収益力を示すEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)で見ていく必要がある。 ※1 NSSK-VV3は子会社を有しているが連結経営指標を作成しておらず、八光殿の全株式を所有する八光殿ホールディングス(株)の株式取得のために設立されたSPCであるため、連結業績についてはNSSK-VV3の子会社であるNSSK-V3を頂点とした連結経営成績を記載。 ※2 NSSK-TTは子会社を有しているが連結経営指標を作成しておらず、東海典礼の株式取得のために設立されたSPCであるため、連結業績についてはNSSK-TTの子会社であるNSSK-Tを頂点とした連結経営成績を記載。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《SI》
関連銘柄 1件
2485 東証スタンダード
ティア
434
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 9,769百万円
葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は206店舗。個人宅などでもサービスを提供する。ドミナント出店による利便性向上図る。買収で売上拡大。販管費等の増加を吸収。 記:2024/09/30
関連記事
12/4 13:19 FISCO
ティア Research Memo(9):2024年9月期は葬儀件数の増加と単価上昇により増収増益基調が続く見通し
12/4 13:18 FISCO
ティア Research Memo(8):M&A資金として70億円の銀行借入を実施、成長投資と位置づけ
12/4 13:17 FISCO
ティア Research Memo(7):葬祭事業は5期ぶりに過去最高益を更新
12/4 13:16 FISCO
ティア Research Memo(6):2023年9月期業績は概ね会社計画通りに着地、3期連続増収増益に
12/4 13:15 FISCO
ティア Research Memo(5):適正な料金プランと高品質なサービス、ドミナント出店により成長を継続