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プロパスト---1Q営業利益・経常利益が増益、賃貸開発事業が順調に推移

2023/10/11 11:53 FISCO
*11:53JST プロパスト---1Q営業利益・経常利益が増益、賃貸開発事業が順調に推移 プロパスト<3236>は10日、2024年5月期第1四半期(23年6月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比7.4%減の71.28億円、営業利益が同7.2%増の13.56億円、経常利益が同3.9%増の12.18億円、四半期純利益が同9.1%減の8.43億円となった。 分譲開発事業の売上高はゼロとなった(前年同期の売上高はなし)。セグメント利益も計上がなかった(同0.03億円の損失)。同社では、顧客への引渡時に売上を計上している。成約上の完売物件があるものの、2023年10月の引渡予定のため、売上計上する引渡物件がなかった。 賃貸開発事業の売上高は同22.4%増の67.90億円、セグメント利益は同26.8%増の15.69億円となった。首都圏を中心に用地取得から賃貸マンションの企画・建築・販売を行っており、湯島2プロジェクト、豊町プロジェクト及び長崎プロジェクト等の9物件を売却した。 バリューアップ事業の売上高は同84.3%減の3.38億円、セグメント利益は同86.2%減の0.47億円となった。中古の収益ビルを購入し、外観や設備が経年劣化した不動産に対して効率的に改修を行うことで、既存の建物の付加価値を高めた上で売却しており、大原プロジェクト1物件を売却した。 2024年5月期通期の業績予想については、売上高は前期比21.4%増の242.94億円、営業利益は同30.5%減の17.78億円、経常利益は同41.3%減の12.31億円、当期純利益は同47.1%減の8.26億円とする期初計画を据え置いている。 また同日、普通株式を対象として、株式の総数400,000株を上限に自己株式の取得を発表した。 《SO》
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分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業を展開する総合不動産ディベロッパー。首都圏マンション市場で事業展開。企画力、デザイン力が強み。駅近など利便性の高いレジデンス用物件を中心に仕入れを行う。 記:2024/10/25