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サイオス Research Memo(4):自己資本比率は10%台半ばまで低下するも、手元キャッシュは20億円超

2023/9/15 12:54 FISCO
*12:54JST サイオス Research Memo(4):自己資本比率は10%台半ばまで低下するも、手元キャッシュは20億円超 ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 サイオス<3744>の2023年12月期第2四半期末の資産合計は前期末比92百万円増加の6,114百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が211百万円増加し、固定資産では有形固定資産が22百万円、無形固定資産が33百万円それぞれ減少した。 負債合計は前期末比302百万円増加の5,081百万円となった。有利子負債が52百万円減少した一方で、将来の売上高となる契約負債が304百万円増加したほか、未払法人税等を29百万円計上したことによる。契約負債が発生する製品・サービスとしては、「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」、MFP向けソフトウェア製品(サブスクリプションモデル)等があり、これらの顧客開拓が順調に進んだことがうかがえる。純資産合計は同209百万円減少の1,033百万円となった。為替の円安進行により為替換算調整勘定が35百万円改善した一方で、配当金支出86百万円と親会社株主に帰属する四半期純損失176百万円の計上により利益剰余金が263百万円減少した。 経営指標については、収益悪化により自己資本比率が前期末の19.4%から15.5%に低下したが、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は2,547百万円と20億円超であり、財務面の懸念はないと見られる。なお、同社は収益性の改善に向け、フロー型からSaaS事業を中心としたストック型への転換を進めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YI》
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オープンソースソフトウェアに強み。アプリやクラウド製品の開発も。生成AIを利用した事業を強化へ。24.12期はシステム障害監視ソフトの伸長を想定。販管費効率化も利益に効く見込み。黒字復帰・配当復元を計画。 記:2024/02/14