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GMOメディア Research Memo(2):自社運営メディアから得られる広告収入や課金収入を収益源とする事業を展開

2023/9/11 15:32 FISCO
*15:32JST GMOメディア Research Memo(2):自社運営メディアから得られる広告収入や課金収入を収益源とする事業を展開 ■事業概要 GMOメディア<6180>は「メディア事業」と「ソリューション事業」を展開している。メディア事業は、自社で運営するポイントサイトやHTML5ゲームプラットフォーム、ヴァーティカルメディアを通じて広告収入や課金収入を獲得するビジネスである。ソリューション事業は、メディア運営事業で蓄積したアフィリエイト広告に関するナレッジを活用しASP事業「affi town(アフィタウン)」や、ポイントサイトの運営ノウハウを生かし他社ポイントサイトの構築・運営支援を行うポイントCRM(顧客関係管理)ツール「GMOリピータス」などを展開している。2023年12月期第2四半期累計の事業セグメント別構成比を見ると、メディア事業が売上高の85.3%、営業利益の65.2%を占める主力事業となっている。 1. メディア事業 メディア事業では、ポイントインセンティブ等による既存収益事業(ECメディア)と投資育成事業(ヴァーティカルメディア)を展開している。既存収益事業では業界トップクラスのポイントサイトである「ポイントタウン」やゲームプラットフォームの「ゲソてん」「かんたんゲームボックス」、クーポン・チケット購入サイトの「くまポン」などのメディアを運営しており、これらメディアを通じて得られる広告・課金収入が売上高、利益の大半を占めている。 投資育成事業となる「コエテコ」はプログラミングスクールのポータルサイトで掲載教室数、口コミ数ともに業界トップ、「キレイパス」は美容クリニックの検索・予約サイトでチケット掲載数業界トップとなるなど順調に成長している。2023年12月期第2四半期ではメディア事業の売上高の約13%、売上総利益の約26%を占めるに至った。「コエテコ」は掲載スクールにユーザーが体験申込を行い、実際に訪問した際に成果報酬として売上が発生する。また、リスキリングに取り組む社会人向けの「コエテコ campus」ではユーザーが掲載スクールに資料請求、入会申込等を行った際に成果報酬として売上が発生するモデルとなっている。一方、「キレイパス」は契約しているクリニックから委託を受けたコンテンツ(チケット)を掲載し、ユーザーがコンテンツを購入して販売手数料(同社の売上)を除いた金額をクリニックに支払うビジネスモデルとなっている。 そのほか、投資育成事業では教育・美容医療市場を対象としたDX事業(SaaS事業)の育成にも取り組んでいる。教育市場ではプログラミング教室等のスクール運営業務の効率化を支援する月額課金プラットフォーム「コエテコPlus」や、誰でも簡単にオンラインスクールを構築し講座を販売できる「コエテコカレッジ」のサービスを提供している。また、美容医療市場向けでは美容クリニック向けに、予約管理から電子カルテ・会計、経営分析などの機能を一括で供給可能な経営支援プラットフォーム「キレイパスコネクト」を開発、提供している。DX事業に関してはまだ先行投資段階ではあるが、中長期的に安定収益基盤となるよう育成する考えである。 2. ソリューション事業 ソリューション事業では、アフィリエイト広告配信サービスとなるASP事業「affi town(アフィタウン)」とポイントCRMツール「GMOリピータス」を提供している。「GMOリピータス」についてはシステム開発から導入支援、運用サポートまで手掛けており、同ツールを導入しているサイトは「イオンカードポイントモール」や「Pontaポイントモール」、NTTドコモ<9437>の「ポイント広場」など合計8サイトとなっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《SI》
関連銘柄 2件
6180 東証グロース
2,910
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-2,910(%)
時価総額 5,439百万円
GMOインターネットグループのメディア事業会社。ポイントタウンやコエテコ、キレイパスコネクトの運営等を行うメディア事業が主力。メディア事業は順調。ブロックチェーンゲーム情報メディアの大幅リニューアル実施。 記:2024/07/02
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03