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カンロ Research Memo(1):2023年12月期上期は、計画を大幅に上回る増収及び上期で過去最高益を達成

2023/8/31 15:11 FISCO
*15:11JST カンロ Research Memo(1):2023年12月期上期は、計画を大幅に上回る増収及び上期で過去最高益を達成 ■要約 カンロ<2216>は、三菱商事<8058>を筆頭株主とする、飴(以下、ハードキャンディ)・グミを中心とした菓子製造販売を主とした老舗菓子食品メーカーである。同社は、ハードキャンディとグミのカテゴリーでは既に国内屈指のシェアを誇っており、今後も主力ブランド商品を軸に、国内のキャンディ事業をコアに置く。他方では、近年のグミ市場の急拡大に伴い、グミを成長エンジンとした成長戦略を打ち出し、ECや直営店での販売、海外市場(中国や米国)へのアプローチなどによりさらなる売上拡大を目指している。 1. 2023年12月期第2四半期の業績概要 2023年12月期第2四半期の業績は、売上高が14,292百万円(前年同期比18.5%増)、営業利益が1,772百万円(同72.4%増)、経常利益が1,791百万円(同66.5%増)、四半期純利益は1,236百万円(同69.3%増)となり、上期過去最高益を達成した。 2. 2023年12月期の業績見通し 2023年12月期の業績は、期初では売上高が26,900百万円(前期比7.1%増)、営業利益が1,980百万円(同2.4%増)、経常利益が2,000百万円(同0.1%減)、当期純利益は1,370百万円(同1.8%増)と予想していたが、2023年4月に売上高が27,700百万円(前期比10.3%増)、営業利益が2,450百万円(同26.7%増)、経常利益が2,470百万円(同23.4%増)、当期純利益は1,680百万円(同24.8%増)という大幅な増収増益へと予想を修正した。 3. 成長戦略 2023年12月期は、同社の長期ビジョンである「Kanro Vision 2030」実現に向けて、3ヶ年計画である「中期経営計画2024」の2年目として「価値創造」「ESG経営」「事業領域の拡大」の3つの重点戦略を引き続き推進し、業績は順調に推移している。2023年12月期第2四半期時点において、2024年12月期の到達目標である売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC(投下資本利益率)7.5%以上に変更はない。 ■Key Points ・1912年創業、ハードキャンディ・グミを主とする国内屈指の菓子食品メーカー ・2023年12月期第2四半期も売上高は堅調に推移し、営業利益、経常利益、四半期純利益は前年同期比で60%以上増加、上期過去最高益を達成 ・2024年12月期の到達目標には変更無く、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC7.5%以上、配当性向40% (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《SI》
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時価総額 53,912百万円
老舗菓子メーカー。1912年創業。国内飴市場でトップシェア。グミ市場でシェア2位。カンロ飴、金のミルク、ピュレグミ、カンデミーナ等が主力ブランド。三菱商事が筆頭株主。ピュレリングソーダをリニューアル発売。 記:2024/04/30
8058 東証プライム
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時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07