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新興市場銘柄ダイジェスト:FRONTEOは大幅に反発、LAホールディングスが上場来高値

2023/6/21 15:44 FISCO
*15:44JST 新興市場銘柄ダイジェスト:FRONTEOは大幅に反発、LAホールディングスが上場来高値 <2986> LAホールディングス 4370 +275 上場来高値。子会社のラ・アトレ(東京都港区)が東京都渋谷区の販売用不動産を売却したと発表している。売却価格は前期売上高(182.53億円)の10%相当額以上、売却益は前期経常利益(37.30億円)・純利益(33.97億円)の30%相当額以上としている。また、22年8月26日に発行した新株予約権のうち、375個(発行総数の18.75%)が権利行使されたと開示している。未行使の新株予約権は975個。 <9560> プログリット 6000 -1500 ストップ安。連日で上場来高値を更新していた反動で利益確定売りに押されている。複数メディアが「経済産業省は企業で働く人を対象に、転職を目的とした学び直しを支援する」とした上で、「受講費用として1人あたり最大で56万円を補助する」などと報じ、リスキリング関連銘柄としてプログリット株が物色されていた。20日になって経済産業省が正式発表したと伝えられたため、材料出尽くし感も広がっているようだ。 <4015> アララ 534 +80 ストップ高。23年8月期の営業損益予想を従来の1.00億円の赤字から1.20億円の黒字(前期実績1.60億円の赤字)に上方修正している。バリューデザイン(東京都中央区)との経営統合で組織体制が強化され、経営資源の最適化が図れたことから業務委託費やサーバー費用などの費用削減が想定を上回る見込みとなったため。赤字継続から黒字転換への修正がポジティブ視され、買いが集まっているようだ。 <4890> 坪田ラボ 717 +19 大幅に反発。坪田一男社長(慶應義塾大学名誉教授)を中心とする研究グループが、涙液低下型ドライアイとBUT短縮型ドライアイの自律神経活動を比較して新たな知見を発見し、学際的総合ジャーナルに掲載されたと発表している。点眼では改善しない難治性のドライアイに対しては、自律神経活動の安定にフォーカスした治療法の有効性が予測されるとしており、総合的なドライアイの治療法確立を目指すとしている。 <2158> FRONTEO 840 +106 大幅に反発。日本郵政<6178>がFRONTEOのAIソリューション「KIBIT Knowledge Probe」を活用し、ガバナンス強化に取り組んでいると発表している。KIBIT Knowledge Probeは、AIを用いてテキストデータを解析し、課題・目的に応じたリスクやチャンスにつながる情報を抽出するデータ解析支援システム。日本郵政は顧客からの声などに関するデータの一体的な整備とミスコンダクト事象などの早期発見に同システムを利用しているという。 <6182> メタリアル 2160 +64 年初来高値。子会社のロゼッタ(東京都千代田区)がコード1行で自社のサイトにAIチャットボットを生成できるサービス「ChatM.AI」をリリースしたと発表している。サービスページに自社サイトのURLを入力し、表示されたJSコードを自社サイトのソースコードに追加するだけで、どのようなサイトも簡単にAIチャット化できるとしている。ChatM.AIは、入力されたURLドメインにあるサイト情報を読み込んで回答するという。 《ST》
関連銘柄 7件
2158 東証グロース
600
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 23,614百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
2986 東証グロース
5,450
11/22 15:30
-40(%)
時価総額 34,384百万円
新築不動産販売事業等を手掛ける「ラ・アトレ」、再生不動産販売事業等を手掛ける「ラ・アトレレジデンシャル」などを傘下に収める持株会社。配当性向30%以上目標。新築不動産販売はエリア拡大などに取り組む。 記:2024/08/02
477
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 7,497百万円
バリューデザイン、クラウドポイント、アララを傘下に収める持株会社。キャッシュレスサービス事業が主力。デジタルサイネージ関連事業なども手掛ける。キャッシュレスサービス事業などへの積極的な投資を継続。 記:2024/10/25
4890 東証グロース
440
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 11,254百万円
慶應義塾大学発のバイオベンチャー。近視、ドライアイ、老眼、脳疾患を中心に研究・開発を行う。開発パイプラインのパートナーにJINS、ロート製薬など。知財強化による既存パイプラインの価値最大化などに注力。 記:2024/08/19
6178 東証プライム
1,464.5
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 5,518,046百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6182 東証グロース
759
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 8,264百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
9560 東証グロース
1,142
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 14,252百万円
英語コーチングサービス「プログリット」が主力。サブスク型英語学習サービス「シャドテン」等も。専任コンサルによるサポートが特徴。研修導入企業は280社超。配当性向30%目安。シャドテンは順調に成長。 記:2024/10/22