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日本ヒューム Research Memo(4):基礎事業と下水道関連事業が主力、太陽光発電・不動産事業も手掛ける

2022/12/26 16:04 FISCO
*16:04JST 日本ヒューム Research Memo(4):基礎事業と下水道関連事業が主力、太陽光発電・不動産事業も手掛ける ■日本ヒューム<5262>の事業概要 1. セグメント情報 セグメントは、基礎事業、下水道関連事業、太陽光発電・不動産事業、その他事業の4つである。基礎事業では、コンクリートパイルの製造・販売・施工、PCウェルの工法※の製品製造及び施工等を手掛けている。下水道関連事業では、ヒューム管等コンクリート製下水道関連製品の製造・販売から管渠更生や耐震化工事等の一連の下水道関連の工事、セグメント・壁高欄・ボックスカルバート等のその他プレキャストコンクリート製品の製造・販売を行っている。太陽光発電・不動産事業は、太陽光発電事業や不動産の賃貸・管理及び開発、環境関連機器の販売及びメンテナンスを行っている。その他事業については、下水道関連工事用の機材レンタル等を行っている。 ※PCウェル工法とは、同社のオリジナル工法で、工場製作した鉄筋コンクリート造の単体ブロックを施工地点にて接続・一体化し、内部をハンマグラブなどにより掘削・排土しながらグランドアンカーなどを反力として圧入・沈設する工法である。PCウェルが適用できる構造物には、橋梁下部構造(基礎と橋脚)、擁壁、工場施設、建築物、人工地盤などの基礎構造をはじめ、人孔・立坑やポンプ井等の内空を利用する地中構造物などがある。外径1.6mから8.0m程度までの構造物に利用され、大深度(実績75m)の施工も可能である。同社においては、1968年に橋梁基礎で実用化して以来、2,500基を超える実績がある。 2022年3月期のセグメント別売上構成比は、基礎事業が57.0%、下水道関連事業が37.9%、太陽光発電・不動産事業が4.9%、その他事業が0.2%である。一方、営業利益構成比(調整額除く)は、基礎事業が7.8%、下水道関連事業が63.9%、太陽光発電・不動産事業が26.8%、その他事業が1.5%である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《SI》
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下水道向けヒューム管で国内首位。土木・建築向けコンクリパイルも。太平洋セメント系列。24.3期3Q累計は市場低迷の中でパイルの出荷を伸ばす。値上げや経費削減も進み営業増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/03/13