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SIGG Research Memo(3):システム開発事業とインフラ・セキュリティサービス事業を展開

2022/12/16 16:03 FISCO
*16:03JST SIGG Research Memo(3):システム開発事業とインフラ・セキュリティサービス事業を展開 ■事業概要 1. 事業概要 SIGグループ<4386>は独立系システムインテグレーターとして、システム開発事業とインフラ・セキュリティサービス事業を展開している。売上高構成比はおおむねシステム開発事業が8割弱、インフラ・セキュリティサービス事業が2割強で推移しているが、インフラ・セキュリティサービス事業の売上高構成比が上昇傾向である。2023年3月期第2四半期累計の売上高構成比はシステム開発事業が74.2%、インフラ・セキュリティサービス事業が25.8%だった。 システム開発事業は公共関連などに豊富な実績 2. システム開発事業 システム開発事業は、官公庁・地方自治体等に加えて、サービス業、製造業、流通業、金融業など、様々な業種・分野向けに幅広く、顧客の業務内容・目的に応じた企画提案から、ハードウェア・ソフトウェアの選定、システム開発・構築・運用までの総合的なサービスを提供している。特に以下の分野において、長年にわたる豊富な開発実績とノウハウを誇っている。 1) 公共関連分野のシステム開発 政令指定都市向け人事給与システム、共済・年金システム、国民健康保険に関するシステム開発など。 2) 産業用ロボット組み込みシステム開発 電子部品実装装置の生産ライン制御システムや生産計画・管理システムの設計・開発・保守、半導体製造装置のシステム開発支援など。 3) 移動体通信技術を利用して車載器に各種情報提供を行うテレマティクスサービスの開発 通信(テレコミュニケーション)と情報処理(インフォマテックス)を組み合わせた、大手自動車メーカー向け次世代情報提供サービスにおける車載器とデータセンター間の通信システム、契約者向けWebサービスのシステム開発など。 4) 文教向け証明書自動発行機システムの開発 大学事務システムの効率化を支援する証明書申込・発行・各種決済機能を有した証明書自動発行機システムの開発、キャンパスのデジタル化に向けたマイナンバーカード対応証明書自動発行機の開発など。 5) エネルギー分野に関するシステム開発の支援 2016年4月の電力自由化関連での送配電事業者の受付・託送システムの開発支援・保守、発電事業者向けHMI(Human Machine Interface)のPoC(Proof of concept)の構築など。 6) 不動産関連業務に関するシステムの開発支援 不動産業における契約関連書類(契約書や重要事項説明書など)の効率化を図るドキュメント管理システムの開発など。 7) インターネットサービス事業者向けの開発支援 インターネットサービス事業者が提供する法人・個人向け各種サービスに伴うシステムの開発・保守・運用、5G対応の次世代ブランド向けサービスの開発支援、クラウドサービスのセキュリティ強化対策関連のアプリケーション開発など。 8) IT企業が金融分野で展開するFinTech(FinanceとTechnologyの造語)に関するシステム開発の支援 生命保険販売支援システムの開発支援など。 インフラ・セキュリティサービス事業は一元的なサービスを提供 3. インフラ・セキュリティサービス事業 インフラ・セキュリティサービス事業は、ITインフラソリューションとセキュリティサービスを一元的に提供している。ITインフラソリューションでは、情報を管理する各種サーバやストレージ等の機器構成に留まらず、ネットワーク、データベース、バックアップなどの設計・構築から導入支援・運用管理まで、長年の実績とノウハウに基づく信頼性・拡張性を重視したサービスを提供している。セキュリティサービスでは、米国SecuGen製品、セキュリティホール探索や侵入・攻撃を試みるペネトレーションテストなどに用いる脆弱性対策ツールなど、セキュリティ商材の販売及び設計・構築・保守・運用までのサービスを提供している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《NS》
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独立系SI。オンラインショップ向け商品一元管理システムやインターネットセキュリティを手掛ける。システム開発売上は2桁増。政令都市向け国保標準システム導入案件等が寄与。24.3期3Qは2桁の増収、営業増益。 記:2024/02/26