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壽屋---1Qは2ケタ増収増益、堅調な卸売販売に加え直営店舗が回復基調に

2022/11/16 9:33 FISCO
*09:33JST 壽屋---1Qは2ケタ増収増益、堅調な卸売販売に加え直営店舗が回復基調に 壽屋<7809>は14日、2023年6月期第1四半期(22年7月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比39.7%増の47.71億円、営業利益が同48.2%増の9.26億円、経常利益が同40.1%増の8.69億円、四半期純利益が同39.2%増の6.00億円となった。 卸売販売は、国内では、アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」より2022年8月に「ロキシー・ミグルディア」を発売し、フィギュア製品売上に貢献した。自社IP製品も「メガミデバイス」より「Chaos & Pretty アリス」を発売し、プラモデル製品の売上は好調な推移をみせた。また、プラモデル関連製品である「モデリング・サポート・グッズ」等も堅調な推移をみせ、業績を牽引した。海外の北米地域では、ロサンゼルスにて開催された「アニメエキスポ2022」、サンディエゴにて開催された「サンディエゴ・コミックコンベンション2022」に出展し、プロモーション活動を積極的に行った。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が依然続くものの、フィギュア製品、プラモデル製品ともに売上は好調な推移をみせた。アジア地域では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響も販売活動については限定的であり、プロモーション活動を行うと共に、販売チャネル拡大を推進した結果、プラモデル製品の売上が堅調な結果となった。また、「メガミデバイス」シリーズを中心に「フレームアームズ・ガール」などの自社IPプラモデル製品も堅調な結果となった。 直営店舗による小売販売は、店舗キャンペーンの実施や「にじさんじ」関連商品が好調に推移し、売上は回復基調にある。 2023年6月期通期の業績予想については、売上高は前期比11.9%増の160.00億円、営業利益は同23.0%減の18.00億円、経常利益は同24.5%減の17.60億円、当期純利益は同24.6%減の12.22億円とする期初計画を据え置いている。 《SI》
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プラモデルやフィギュアを製造・販売。好採算の自社IP製品に力注ぐ。昨年12月の資本業務提携でテレビ朝日が筆頭株主に。24.6期上期は競合他社参入よる競争激化でシェア低下。想定以上の原材料高も利益の重石に。 記:2024/04/12