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ニッソウ Research Memo(5):自己資本比率79.7%と財務体質は健全。長短の支払い能力に問題なし

2022/11/11 15:45 FISCO
*15:45JST ニッソウ Research Memo(5):自己資本比率79.7%と財務体質は健全。長短の支払い能力に問題なし ■業績動向 2. 財務状況と経営指標 ニッソウ<1444>の2022年7月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比435百万円増加の1,690百万円となった。主な増加要因を見ると、流動資産では当期純利益を136百万円計上し、上場による新株発行などによって現金及び預金が297百万円増加したほか、完成工事未収入金が67百万円、契約資産が43百万円、未成工事支出金が10百万円増加した。固定資産では営業活動の拡大に伴い、ソフトウェア仮勘定が8百万円、車両運搬具が6百万円、土地が5百万円増加した。 負債合計は前期末比97百万円増加の342百万円となった。主な増加要因を見ると、流動負債では工事未払金が54百万円、未払金が13百万円、未払消費税等が9百万円、未払法人税等が8百万円増加した。純資産合計は前期末比337百万円増加の1,346百万円となった。当期純利益の計上により繰越利益剰余金が136百万円増加したほか、東証グロース市場への上場に伴う公募増資による新株の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ100百万円増加した。 キャッシュ・フローに目を向けると、営業活動によるキャッシュ・フロー(法人税控除後)は195百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは34百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが197百万円の収入だった。当期純利益の計上によって、営業活動によるキャッシュ・フローがしっかりと利益を確保していることに加えて、資金調達をしながら投資を実行しており、典型的な成長企業のキャッシュ・フロー計算書であると言える。 経営指標を見ると、流動比率と固定比率はそれぞれ457.1%、9.2%となっており、健全な数値だ。このことからも長短の手元流動性に問題はないと弊社は考える。ROEに関しても前期比で上昇しており、効率的に利益を稼ぐビジネスモデルを構築していることが伺える。ROAに関しては、若干増加し、14.1%と十分な水準にある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《SI》
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首都圏地盤のリフォーム専門会社。年間10000件以上の工事実績。不動産の資産価値を上げる原状回復工事を推進。マレーシアでの事業展開を強化。新規子会社ヤナ・コーポレーションの寄与もあり、1Qは増収確保。 記:2024/01/26