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SANKO Research Memo(8):収益力の向上・財務体質の改善を図りつつ、安定した配当及び利益還元が基本方針

2022/9/16 15:18 FISCO
*15:18JST SANKO Research Memo(8):収益力の向上・財務体質の改善を図りつつ、安定した配当及び利益還元が基本方針 ■株主還元策 SANKO MARKETING FOODS<2762>の株主還元については、収益力の向上・財務体質の改善を図りながら、長期的かつ安定した配当及び利益還元を行うことを基本方針としている。ただしコロナ禍の影響で大幅な損失を計上したため2022年6月期は無配とした。2023年6月期も無配予想としている。 株主優待制度については毎年6月末日及び12月末日時点の株主を対象として、保有株式数及び保有期間に応じて同社店舗で利用できる割引券を贈呈している。なお2022年8月29日には、コロナ禍における利便性向上に向けて、株主優待券利用可能店舗での会計時にGo To Eatキャンペーンプレミアム付食事券について、株主優待券との併用を可能にしたと発表している。 ■SDGsへの取り組み SDGsへの取り組みとしては、水産業の6次産業化により、漁業が抱える多くの課題(漁獲生産の減少、漁師の高齢化・後継者不足、漁村の限界集落化など)の解決に貢献することを目指す。すでに、産地活性化プラットフォーマーとし太刀魚・ニベの商品としての評価を高めて魚価を形成するなど、従来は流通しにくいため商品価値が低かった水産物の付加価値を高めている。また産地での加工・商品化、消費地での多様なニーズへの対応、獲れる水産物と消費者ニーズのマッチングなどで、食品ロス削減につなげることも可能になる。水産加工品のブランディングや食育への取り組みなども含めて、漁師と共に手を携えて日本の漁業や魚文化を守ることを目指している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《ST》
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大衆酒場「アカマル屋」などの飲食事業を展開。首都圏中心。海鮮酒場「アカマル屋鮮魚店」、焼肉万里、寿司居酒屋「まるがまる」などの業態も。直営店数は50店舗超。水産6次産業化のネットワーク拡大に取り組む。 記:2024/09/02