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ノムラシステム Research Memo(3):最終年度に売上高35億円、経常利益率20%を目指す

2022/9/12 16:03 FISCO
*16:03JST ノムラシステム Research Memo(3):最終年度に売上高35億円、経常利益率20%を目指す ■中期経営計画 ノムラシステムコーポレーション<3940>は今年の3月30日に、中期経営計画を発表した。それによると、計画の対象期間は2022年度から2026年度とし、この期間をプライム市場移行への5ヶ年と位置付けている。また、2026年度へ向け段階的に売上高を増加させ、最終年度に売上高35億円、経常利益率20%、EPS20円以上を目指すことを目標に掲げた。具体的な戦略として、当該目標達成のために当初の3年間を成長投資期間と位置付け、以下に挙げる施策を実施する。 事業戦略 中期戦略において挙げた計画は以下のとおりとなる。 【製品戦略】:プライムプロジェクト受注増を狙った自社ソリューションの開発 【人材戦略】:新卒採用者数の拡大及び教育研修体制の強化 【営業戦略】:プライム獲得及び次世代戦略部を通じたビジネスモデルの進化 これらを着実に進めることによって、名実ともにプライム市場の企業として発展を目指していく方針だ。 ■株主還元 配当金は安定的に実施 無借金経営であること及び事業規模に照らすと、キャッシュリッチな企業と見ることができる。2022年12月期上半期時点の自己資本比率は91.3%と極めて高い。2021年12月期の配当金は年間6.5円だった。安定配当を継続的に行う考えを明らかにしており、7月1日に1対2株式分割を実施した点を踏まえると、今期の見通し3.25円は前期を継続する格好となる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也) 《TY》
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