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酒井重 Research Memo(7):2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした自己株式取得を目指す
2022/9/9 15:07
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*15:07JST 酒井重 Research Memo(7):2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした自己株式取得を目指す ■株主還元策 酒井重工業<
6358
>は、長期にわたり安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、配当についても安定的な配当の継続を重視し、業績と健全な財務体質に裏付けられた成果の配分を基本方針とし、配当政策と自己株式の取得を行っている。既述のとおり、中期的な株主還元方針としては、ROE3%未満の場合は配当性向100%、ROE3%~6%の間はDOE3%、ROE6%超の場合は配当性向50%の還元を行うとしている。また、自己株式の取得については、2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした機動的な自己株式取得の実施を検討している。 上記の配当政策に基づき、配当については、2022年3月期は期初に配当性向100%(年間配当120.0円)を発表していたものの、業績が好調に推移したことから配当基準を配当性向100%からDOE3%とし、年間配当165.0円(中間配当60.0円、期末配当105.0円)を行った。2023年3月期も年間配当165.0円(中間期80.0円、期末85.0円)が予定されている。なお、業績がさらに上振れするようであれば、さらなる増配の可能性もあると弊社では見ている。また、自己株式の取得については、中期的な経営方針に基づき、2022年3月期中130,000株(340百万円)を取得済みである。 このように、ROEの改善に向けて明白な方針を発表し、それに沿った株主還元策を実行している同社の姿勢は、評価に値すると言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
関連銘柄 1件
6358 東証プライム
酒井重工業
2,389
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 21,133百万円
1918年創業の道路建設機械メーカー。ロードローラで国内トップシェア。路面切削機、散水車等も手掛ける。締固め技術に強み。ユアサ商事などが主要取引先。高付加価値化等による収益構造改革、アジア市場の深耕図る。 記:2024/10/04
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