ホットリンク Research Memo(10):持続可能な生産・消費の形を模索し、ジェンダー平等の実現を支援
2022/9/6 16:10
FISCO
*16:10JST ホットリンク Research Memo(10):持続可能な生産・消費の形を模索し、ジェンダー平等の実現を支援
■SDGsへの取り組み
ホットリンク<3680>は「Make the World “HOTTO”」「人と社会のつながりを再設計し、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる社会の実現に貢献する」を存在意義として掲げている。SDGsへの取り組みの必要要素として、現在の主力事業であるSNSマーケティングと中長期的な事業の種であるブロックチェーン技術を挙げている。SNSマーケティングでは、消費者と企業が直接つながることで、製品・サービスの企画・生産から消費までが無駄なく効率的に行われる、持続可能な生産・消費の形の模索につなげていく。また、ブロックチェーン技術を活用した「Famieeプロジェクト」への人的・資金的サポートを通じて、ジェンダー平等の実現を支援している。同プロジェクトでは、多様な家族形態が当たり前に認められる社会を実現するために、LGBTカップル等の法律上夫婦・親子と認められない家族に対して、ブロックチェーン技術を活用した家族関係証明書を発行している。そして、その証明書を根拠に、勤務先の福利厚生や住宅ローン・生命保険の受取人指定などのサービスを、家族として提供してくれる企業ネットワークを作っている。2022年8月時点で大手企業・自治体を含めた73社が導入しており、今後もネットワークの拡大が見込まれる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
《EY》