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すららネット Research Memo(6):前年同期比では増益も、ID数の伸び悩みにより期初計画を下回って着地(2)

2022/9/2 15:06 FISCO
*15:06JST すららネット Research Memo(6):前年同期比では増益も、ID数の伸び悩みにより期初計画を下回って着地(2) ■すららネット<3998>の業績動向 (3) 財務状況とキャッシュ・フローの状況 2022年12月期第2四半期末(連結)の資産合計は2,622百万円となったが、主な内訳は現金及び預金1,496百万円、売掛金253百万円、ソフトウェア496百万円などである。負債合計は651百万円となったが、主な内訳は未払金181百万円、前受金176百万円などである。純資産合計は1,970百万円となったが、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金1,326百万円などである。 一方単体ベースでは、売掛金回収により現金及び預金が増加したほか、ファンタムスティック株式取得・移転により有形固定資産が増加した結果、資産合計は前期末比429百万円増の2,557百万円となった。また、長期借入金が100万円、前受金が42百万円、未払金が30百万円、賞与引当金が11百万円それぞれ増加した結果、負債合計は同214百万円増の629百万円となった。 また、2022年12月期第2四半期(連結)の営業活動によるキャッシュ・フローは448百万円の収入となったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益305百万円、減価償却費77百万円、売上債権の減少87百万円、前受金の増加44百万円などで、主な支出は仕入債務の減少38百万円、法人税等の支払額58百万円などによる。投資活動によるキャッシュ・フローは295百万円の支出であったが、主に有形固定資産の取得による支出32百万円、ソフトウェアを中心とした無形固定資産の取得による支出121百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出89百万円などによる。財務活動によるキャッシュ・フローは98百万円の収入であったが、主に長期借入れによる収入100百万円などによる。 この結果、2022年12月期第2四半期の現金及び現金同等物は251百万円の増加となり、期末残高は1,496百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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