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今週のマーケット展望「日経平均予想は28500~29800円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2022/8/22 10:22 FISCO
*10:22JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は28500~29800円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 先週の日経平均は2万9000円の大台を回復するなど、とても強い動きを見せましたね!ただ、トレンドの転換には注意が必要です。今週の相場環境をしっかりチェックしておきましょう! さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月22日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『今週はカンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャクソンホールで25日から27日に年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を開催する。26日にはパウエル議長の講演が予定されており、相場は模様眺めとなりそうだ』と見通しを述べています。 そして、この『ジャクソンホール会議』について、『世界中から中央銀行関係者や金融当局の関係者らが参加する年中行事。FRB議長も講演し、過去は何度か金融政策に関して重要な発言がなされ、マーケットの大きな材料となることもあった』として、『このところFRB高官から、市場で盛り上がる早期の利上げ減速期待をけん制するような発言が相次いでいるが、パウエル議長もその流れを踏襲するようなら、市場には重荷になる』と説明しています。 ただ、『今年のテーマ「Reassessing Constraints on the Economy and Policy」(経済と政策における制約の再評価)から想像するに、あまり今後の金融政策を示唆するような発言はでないのではないか。あくまで「データ次第」を再度強調するだろう』と広木さんはみているようです。 そんな中、国内では『主要企業の4〜6月期の決算発表がほぼ一巡し手掛かり材料に欠ける』とし、『NT倍率が21年11月下旬以来となる14倍台半ばまで上昇していることから、グロース優位の展開も一旦は終息か』と予想しています。 最後に、『先週、日経平均は25日移動平均が200日移動平均を下から上に抜けるゴールデン・クロスを達成、一気に2万9000円の大台を回復し7ヶ月ぶり高値をとってきた。TOPIXも2,000ポイントの大台を回復した。基調は明らかに上向きなので、ここらで一休み入れてもいい頃だ。市場にも少し遅い夏休みがあっていい』と見解を述べています。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《CS》