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タナベ経営---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、経営コンサルティングサービスが順調に推移

2022/8/17 9:56 FISCO
*09:56JST タナベ経営---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、経営コンサルティングサービスが順調に推移 タナベ経営<9644>は10日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.6%増の25.65億円、営業利益が同160.9%増の2.04億円、経常利益が同154.3%増の2.07億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同139.8%増の1.37億円となった。 経営コンサルティング領域別として、ストラテジー&ドメインの売上高は前年同期比1.4%増の6.25億円となった。全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。なかでも、大企業や上場企業向けのグループ専門チームによる経営コンサルティング、地方自治体向けの経営コンサルティング等、大型契約が増加した。また、新しいチームコンサルティングサービスとして「CX戦略構築コンサルティング」を開発・推進し、また独自のSDGsマーケティングサイトを立ち上げ、リード情報獲得も実現した。 デジタル・DXの売上高は前年同期比48.1%増の5.39億円となった。全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。なかでも、上場大企業や行政団体向けのBPO(決算業務や開示実務等の財務業務支援)やERPリプレイス、上場大企業・地域上場中堅企業・行政法人向けのブランディング(CI/VI)とそのアウトプットとしてのサイトリニューアル等が好調に推移した。また、新しいチームコンサルティングサービスとして「DXビジョン&ロードマップ構築コンサルティング」を開発・推進した。 HRの売上高は前年同期比8.7%増の4.28億円となった。独自のHR領域のマーケティングサイトを通じた大企業や上場企業からのリード情報も増加し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。なかでも、上場中堅企業向けの戦略人事やサクセッションプラン・タレントマネジメント等の人的資本経営が好調に推移した。また、人材育成セミナーとして「ファーストコールカンパニーフォーラム2022−体験価値をデザインする」に約1,800名、リニューアルした「次期リーダー候補育成スクール」に約800名の経営者・経営幹部の参加があった。 ファイナンス・M&Aの売上高は前年同期比22.4%増の4.80億円となった。独自の事業承継・M&A領域のマーケティングサイトを通じた大企業や上場企業からのリード情報も増加し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。なかでも、地域上場中堅企業のホールディングス化支援や地域大企業の海外事業戦略的撤退、大企業や上場企業向けの連結決算体制構築等の大型契約が増加した。また、金融機関等のアライアンス先と連携した「海外展開戦略(クロスボーダーM&A含む)」のニーズも増加した。 ブランディング&マーケティングの売上高は前年同期比54.0%増の4.70億円となった。全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。なかでも、大企業(ビューティー・コスメ業界、食品業界、教育機関等)向けのクリエイティブ&デザインや地域上場中堅企業向けのブランディング・マーケティングが好調に推移した。 プロモーション商品の売上高は前年同期比62.0%減の0.20億円となった。原材料の高騰に伴う価格改定を実施したが、各種イベント等の中止に伴うプロモーション商品全般の受注の減少により、減収となった。 2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の112.50億円、営業利益が同9.6%増の10.15億円、経常利益が同9.0%増の10.15億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.9%増の6.40億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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経営コンサルティング大手。経営戦略の策定から経営機能の実装・実行支援に至るまで経営全般の支援を手掛ける。ストラテジー&ドメインは売上堅調。行政/公共向け経営コンサルが好調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25