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CAC Holdings---2Q減収なるも、体制拡充と事業創出のための仕組み構築や共創パートナー獲得に注力

2022/8/15 13:12 FISCO
*13:12JST CAC Holdings---2Q減収なるも、体制拡充と事業創出のための仕組み構築や共創パートナー獲得に注力 CAC Holdings<4725>は12日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)連結決算を発表した。国内IT事業、海外IT事業は堅調に推移したものの、CRO事業子会社の連結除外が影響したため、売上高が前年同期比10.2%減の234.18億円、営業利益が同24.9%減の17.98億円、経常利益が同30.1%減の16.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同46.7%減の8.96億円となった。 同社グループは、2022年、変化が激しい昨今の状況に鑑み、短期的な変動に左右されず持続的な成長を目指すため10年後のありたい姿としてCAC Vision 2030「テクノロジーとアイディアで、社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループへ」を策定した。CAC Vision 2030ではCACグループにおけるAIやIoT等のデジタル技術やデータを活用したソリューションにより、人ならではの多様な想像力や創造力を発揮し、社会課題の解決につなげていくことを想定している。 CAC Vision 2030の実現に向けた中期経営計画(2022年度-2025年度)では、国内外における既存受託事業での安定した収益の確保と、2026年度以降に向けてデジタルプロダクト&サービスを継続的に生み出す仕組みの構築を行う期間としている。今年度は主に体制拡充と事業創出のための仕組みの構築、共創パートナーの獲得に注力している。さらに、CAC Vision 2030の実現およびその先も持続的に成功し続ける企業となるため、サステナビリティ経営を推進する体制の構築や施策の具体化、グループ資産の効率化・適正化を含めた財務戦略の再検討も実施している。 国内IT事業の売上高は、金融機関向けや製造業向け等の案件が堅調に推移したため、前年同期比10.0%増の180.15億円、セグメント利益は同6.2%増の14.06億円となった。 海外IT事業の売上高は、インドネシア子会社の主要顧客向け案件が増加したこと等から、同11.1%増の54.02億円、セグメント利益は、増収に加えインド子会社の利益回復等から同52.3%増の3.91億円となった。 2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.1%減の450.00億円、営業利益は同18.9%減の30.00億円、経常利益は同20.9%減の29.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.2%減の20.00億円とする期初計画を据え置いている。 《YM》
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CACグループは国内および海外でシステム関連事業を展開。国内では東京都内およびその近郊を中心に子会社6社でビジネスを行う。海外では、金融機関など顧客の海外拠点でのITサポート業務を中心とする、米国、英国、中国の子会社と、オフショア拠点としての中国拠点、現地の企業をグループ化したインド子会社とインドネシアに事業拠点を持つ子会社あわせて14社で事業展開。 記:2024/02/13