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GMOペパボ--- 2Q減収も、ホスティング事業が好調に推移

2022/8/5 13:58 FISCO
*13:58JST GMOペパボ--- 2Q減収も、ホスティング事業が好調に推移 GMOペパボ<3633>は4日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.2%減の51.06億円、営業利益が同45.9%減の2.48億円、経常利益が同45.1%減の2.58億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同49.5%減の1.82億円となった。 ホスティング事業の売上高は前年同期比7.8%増の25.20億円、セグメント利益は同24.0%増の8.51億円となった。「ロリポップ!」は、「ムームードメイン」との連携強化に加え、アフィリエイター向けのブログ収益化・副業スタートパックの展開や、継続的な更新率向上施策の効果により契約件数は426,651件(前年同期末比0.6%増)となった。また、昨年の価格改定効果が継続しているほか、上位プランの契約比率が高まった結果、顧客単価は449円(前年同期末比15.1%増)となった。「ムームードメイン」は、ドメイン更新料の上昇により顧客単価は増加したものの、新規の契約者数が減少し登録ドメイン数は1,162,930件(前年同期末比1.8%減)となった。 EC支援事業の売上高は前年同期比7.3%減の15.06億円、セグメント利益は同55.3%減の2.54億円となった。「カラーミーショップ」は、初期費用無料・月額利用料無料でネットショップを開設できるフリープランの利用が増加したことから49,277件(前年同期末比15.4%増)となった。また、月額有料プランの販促支援アプリの提供や2022年4月に実施した価格改定の効果により、月額有料プランの顧客単価は3,850円(前年同期比12.8%増)となった。「SUZURI」は、夏のTシャツセール期間に合わせて、テレビCM等のプロモーション施策を実施し、SNSを通じた露出拡大に注力したことで新規ユーザーを獲得したことから会員数は122万人(同40.3%増)となった。四半期連結累計期間における流通金額は12.9億円(同18.6%減)となった。 ハンドメイド事業の売上高は前年同期比1.5%増の8.59億円、セグメント利益は同52.1%減の0.67億円となった。「minne」は、「Handmade MAKERS' with minne byGMOペパボ」へのブース出展や、割引キャンペーンなどの販促企画を実施し、当第2四半期連結累計期間における流通金額は78.2億円(同1.9%増)となった。 金融支援事業の売上高は前年同期比134.5%増の2.19億円、セグメント損失は0.15億円(前年同期は0.73億円の損失)となった。「FREENANCE」は、企業連携による提携企業数が増加し、3者間取引による利用が拡大したことから、請求書買取額は31.0億円(同154.4%増)となった。 その他の売上高は前年同期比97.7%減の7.51億円、セグメント損失は0.20億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。連結子会社であるGMOクリエイターズネットワークが運営するWebコンテンツ制作事業やブログサービス「JUGEM」が属していたが、それぞれ事業譲渡した。 2022年12月通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.3%減の114.82億円、営業利益が同28.7%増の11.43億円、経常利益が同19.5%増の11.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.7%増の7.85億円とする期初計画を据え置いている。2022年12月期第1四半期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、業績予想は同基準適用後の数値となる。なお、2022年12月期の適用前での比較は売上高136.74億円(同15.1%増)、営業利益11.35億円(同27.7%増)、経常利益11.48億円(同18.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7.79億円(同8.9%増)となる。 注:セグメントごとの経営成績については、2021年12月期の数値を同基準適用前に遡及修正して前年同四半期連結累計期間との比較・分析を行っているとしている 《SI》
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3633 東証スタンダード
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時価総額 8,280百万円
レンタルサーバやEC支援サービスを展開。ハンドメイド通販「ミンネ」も。GMOインターネットの連結子会社。ホスティング事業は単価上がり堅調。EC支援はコスト抑制。AIによるサービス開発。配当性向50%。 記:2024/06/07