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三栄コーポレーション---1Qは2ケタ増収、全セグメントで売上高が増加

2022/8/1 14:32 FISCO
*14:32JST 三栄コーポレーション---1Qは2ケタ増収、全セグメントで売上高が増加 三栄コーポレーション<8119>は7月29日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.7%増の88.26億円、営業損失が2.44億円(前年同期は2.56億円の損失)、経常損失が1.97億円(同2.03億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.71億円(同2.77億円の損失)となった。 家具家庭用品事業の売上高は前年同期比7.5%増の56.66億円となった。OEM事業では、国内外での消費活動の回復を受けて、受注状況が改善し、前年同期比で増加した。ブランド事業は、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy&Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションの売り上げが前年同期比で増加したが、「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げが、前年同期比減少に転じた。セグメント利益は、原材料価格や物流コスト上昇が四半期においても引き続き影響し、同0.84億円減の2.47億円となった。 服飾雑貨事業の売上高は前年同期比11.0%増の17.96億円となった。OEM事業では、移動・行動制限の緩和が進んだことから、トラベル商材の需要が緩やかに回復し、前年同期比で増加した。ブランド事業は、ブランド販売子会社の店舗集約による販売力向上等の効果もあり、ベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売するL&Sコーポレーションおよびドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーの売り上げは、前年同期を上回る結果となった。セグメント利益は、ブランド事業における店舗集約等の経費削減施策により、同1.19億円改善し、2.40億円の損失となった。 家電事業の売上高は前年同期比39.8%増の9.86億円となった。OEM事業では、主に海外向けにおいて受注状況が改善し、前年同期比で増加した。ブランド事業は、理美容家電・調理家電などを取扱うゼリックコーポレーションの売り上げが、主に調理家電において海外向けが伸長し、前年同期比で増加した。セグメント利益は、原材料価格高騰の影響が引き続き、前年同期比同水準の0.46億円の損失となった。 2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.0%増の360.00億円、営業損失が7.00億円、経常損失が6.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が7.00億円とする期初計画を据え置いている。 《YM》
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家具や服飾雑貨、調理用品、小型家電を手掛ける専門商社。ビルケンシュトックなどブランド事業や良品計画への商品提供を展開。海外取引やブランド・EC事業の強化に重点。服飾雑貨事業の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04