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レアジョブ Research Memo(5):競合に対し高い競争優位性を持つ

2022/6/29 15:15 FISCO
*15:15JST レアジョブ Research Memo(5):競合に対し高い競争優位性を持つ ■会社概要 3. レアジョブ<6096>の強みと競合状況 (1) 高い競争優位性 同社の強みとしては、高品質なカリキュラム・教材、講師により提供される付加価値の高い英会話サービスを低価格で提供できること、高品質な講師・レッスンを安定的かつ数多く確保し続けることができるオペレーション能力、提携先との協業も含めた高い営業力と顧客基盤、ビジネスリーダー育成事業やキャリア関連事業といったシナジーの高い事業への展開といった、4点が挙げられる。 (2) 競合 競合企業について見ると、個人向けのオンライン英会話サービスではDMM英会話、ネイティブキャンプなどがある。これらを運営する企業はいずれも未上場なので規模は不明だが、DMM英会話については料金がほぼ同水準で、講師はフィリピンだけでなく世界134ヶ国から1万人以上が在籍しているため、24時間いつでも受講できることが特徴となっている。 また、司法試験等、法律系難関資格取得を支援する学習サービスにおける競合企業は、伊藤塾やアガルートなどがある。 法人向けでは、まだ対面型が主流で長年の実績があるベルリッツ(ベネッセホールディングス<9783>の子会社)やGabaが挙げられる。オンラインサービスについては2015年頃から市場が立ち上がっており、競合としてはビズメイツが挙げられる。 (3) SWOT分析 同社の内部環境(強み・弱み)及び、外部環境(機会・脅威)については、以下のようにまとめられる。 a) 内部環境(強み(Strength)) ・高品質なカリキュラム、教材、講師 ・高品質な講師・レッスンを十分に確保し続けるオペレーション能力 ・業務提携先も含めた高い営業力と法人顧客基盤 ・アセスメントデータプラットフォームを基盤とした今後の事業展開力 b) 内部環境(弱み(Weakness)) ・カジュアルユーザー層の取り込み ・カントリーリスク(講師をフィリピンに依存しており、フィリピンのカントリーリスクを受ける) c) 外部環境(機会(Opportunity)) ・オンライン英会話市場の拡大 ・法人や教育機関でのサービス導入による事業拡大 ・グローバル人材育成ニーズの高まり d) 外部環境(脅威(Threat)) ・タイムレスかつ正確な同時通訳機の発明 ・オンライン英会話市場参入企業増加による競争激化 ・為替変動リスク(フィリピンペソに対して円安になるとコスト高につながる) (執筆:フィスコ客員アナリスト 藤田 要) 《ST》
関連銘柄 2件
6096 東証スタンダード
390
11/25 15:30
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時価総額 3,840百万円
レアジョブ英会話等のリスキリング事業、ALT派遣サービス等の子ども・子育て支援事業を展開。三井物産と資本業務提携。リスキリング事業はSNS活用で認知度向上図る。ALT派遣サービスは新規エリア営業を強化。 記:2024/10/12
2,592
5/16 15:00
+1(%)
時価総額 265,952百万円
通信教育講座で国内首位。老人ホームでも国内首位級。学習塾なども。昨年11月に欧州の投資ファンドと組んでMBOを行うと発表。3月にMBOの一貫として実施したTOBが成立し、同社株は5月17日付で上場廃止に。 記:2024/04/11