トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 11:17:43
15,238,036
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
ワコム Research Memo(7):「テクノロジーソリューション事業」がここ数年の業績の伸びをけん引
2022/6/8 16:07
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*16:07JST ワコム Research Memo(7):「テクノロジーソリューション事業」がここ数年の業績の伸びをけん引 ■ワコム<
6727
>のこれまでの業績推移 コロナ禍以前の2020年3月期までの売上高推移を見ると、2017年3月期にいったん大きく落ち込んだのは、円高に加え、過度な社内ITインフラ投資、製品サイクルの移行等の影響が重なったことが理由である。その後は、「テクノロジーソリューション事業」の伸びとともに回復したものの、「ブランド製品事業」については縮小傾向をたどり、「ブランド製品事業」のマイナスを「テクノロジーソリューション事業」のプラスでカバーする構造が続いてきた。もっとも、2021年3月期はコロナ禍をきっかけとしてオンライン教育向けなどを中心に「ブランド製品事業」が急拡大すると、巣ごもり需要が一巡した2022年3月期もプロ向けディスプレイ製品や「テクノロジーソリューション事業」の伸びにより、2期連続で過去最高売上高を更新した。 なお、「ブランド製品事業」が2020年3月期まで縮小傾向にあったのは、主力となってきた「ペンタブレット製品」における中低価格帯での競争激化に対して、「ディスプレイ製品」への戦略的な需要シフトで十分に埋め合わせできなかったことが理由である。ただ、「ディスプレイ製品」は、利益率の高いエントリーモデルも新たな市場を開拓しつつあり、さらにプロ向けも新たな需要を取り込みながら伸びてきたことから、売上高の中身(構成比)が変化しつつあることには注意が必要である。 一方、「テクノロジーソリューション事業」におけるここ数年の伸びは、タブレット・ノートPC向けペン・センサーシステムの市場拡大に加え、スマートフォン向け(特に、サムスン電子のGalaxyシリーズ向け)も機能強化の効果により、好調に推移していることが理由である。 損益面では、営業赤字となった2017年3月期を除くと、積極的な研究開発や新製品開発をこなしながら営業利益率は4%台から6%台で徐々に改善してきた。2021年3月期以降は、増収に伴う収益の押し上げや製品ミックスの改善、販管費の最適化等により2期連続で高い利益率を確保している。 財務面では、減損損失の計上により大幅な最終損失となった2017年3月期の自己資本比率はいったん低下したが、その後は内部留保の積み増しにより改善傾向にあり、当面の財務健全化の目安である60%に近づいてきた。また資本効率を示すROEやROICも高水準で推移しており、同社の財務内容は非常に優れていると評価できる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《EY》
関連銘柄 1件
6727 東証プライム
ワコム
709
11/22 15:30
+18(%)
時価総額 103,514百万円
ペン・センサーシステムの提供等を行うテクノロジーソリューション事業が主力。ディスプレイ製品、ペンタブレット製品なども。高いブランド力が強み。ブランド製品事業では商品ポートフォリオの刷新など構造改革図る。 記:2024/10/06
関連記事
6/8 16:06 FISCO
ワコム Research Memo(6):2023年3月期は大幅な増収・営業増益を見込む。積極的な研究開発投資も進める
6/8 16:05 FISCO
ワコム Research Memo(5):新たなコア技術活用やビジネスモデル立ち上げに向け、協業パートナーとの連携強化
6/8 16:04 FISCO
ワコム Research Memo(4):2022年3月期はプロ向け製品の伸び、OEM提供先の需要増により計画を上回る
6/8 16:03 FISCO
ワコム Research Memo(3):製品ポートフォリオの組み替えや、独自技術の事実上の標準化に取り組む
6/8 16:02 FISCO
ワコム Research Memo(2):デジタルペンとインクの事業領域で、顧客価値の創造を目指すグローバルリーダー