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パイプドHD Research Memo(7):2023年2月期は人材等への先行投資により前期比9.7%営業減益を見込む

2022/5/12 15:07 FISCO
*15:07JST パイプドHD Research Memo(7):2023年2月期は人材等への先行投資により前期比9.7%営業減益を見込む ■今後の見通し 1. 2023年2月期の業績見通し パイプドHD<3919>の2023年2月期の連結業績予想については、売上高8,000百万円(前期比2.5%増)、営業利益1,500百万円(同9.7%減)、経常利益1,500百万円(同11.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益900百万円(同18.4%減)を見込んでいる。 売上高については、2022年2月期の業績に大きく寄与した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種予約フォームなど一過性の案件需要が収束すると予想されているものの、2022年4月1日付で連結子会社となった(株)ネモフィラ※の業績が上乗せされることなどから増収を見込んでいる。一方、損益面ではネモフィラののれん償却が発生すること、引き続き新規採用や人材育成・教育等の先行投資を進めることなどから、営業利益は減益を予想している。ただし、「SPIRAL(R)」有効アカウント数が順調に伸びれば利益率は改善することなどから、今後の動向によっては上方修正の可能性が高いと弊社では見ている。 ※ネモフィラの第三者割当増資の引受け及び株式譲受により、2022年4月1日付でネモフィラを連結子会社とした。パイプドビッツと「SPIRAL(R)」案件での協業、ネモフィラのUI自動検証ツール「ISSO」の拡販などが期待されている。2023年2月期から連結決算に含まれる。 2. 今後の見通し 「中期経営計画2023」については、目標値(2023年2月期に売上高7,500百万円、営業利益1,700百万円)を2022年2月期にほぼ達成した。なお営業利益については、中長期的な成長に向けた投資を進めていることから未達の予想となっているものの、前向きな先行投資によるものであり懸念される内容ではない。 ■株主還元策 2022年2月期は年間25.0円の配当を実施、2023年2月期も同額の配当を予定 同社は株主還元策として安定配当を掲げており、これに基づき2022年2月期は年間25.0円の配当を実施した。2023年2月期についても、前期と同額の年間25.0円(中間11.0円、期末14.0円)の配当を予定している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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