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ユミルリンク Research Memo(2):2021年12月期は大幅な増収増益を達成し、過去最高を更新(2)

2022/4/18 15:22 FISCO
*15:22JST ユミルリンク Research Memo(2):2021年12月期は大幅な増収増益を達成し、過去最高を更新(2) ■要約 3. 今後の成長戦略 中期の経営方針としてユミルリンク<4372>は、「メッセージングテクノロジー」と「ソフトウェアサービスの事業化」をさらに進め、SaaS事業の領域拡大により企業価値・株主価値向上を図ることを目指している。 具体的には、メール配信サービスに加えてSNSへの対応を加速させるなど、メッセージングプラットフォーム上において従来対応していなかった領域をカバーし、顧客のデジタルマーケティングを支援する新たなサービスを生み出していきたい考えだ。 また、営業面においては引き続き大規模顧客に注力する方針としている。そのなかでも特に伸び代の大きいTOPIX Mid400(TOPIX算出対象銘柄中での中型株400銘柄のこと)やSmall 1への販売に注力し、メールサービス、SMSサービスのシェア拡大を目指す。さらに「Cuenote(R) FC」「Cuenote(R) SMS」を導入した顧客へのクロスセルにも注力し、顧客当たりの契約金額を押し上げていくことを計画している。 同社の将来の業績に関して弊社は、順調に推移すると予想している。同社の事業領域であるデジタルマーケティング市場がスマートフォン・Eコマースの普及や企業のDX化に伴ってさらなる拡大が見込まれ、そのなかで同社が取り込める市場規模はまだまだ大きく、顧客がデジタルマーケティングに注力するなかで保有するメールアドレスが増大し、大規模・高速配信に強みを持つ同社サービスへの引き合いが強まることなどが理由だ。同じくメール配信システム・メールマーケティングサービスを提供している競合はいるものの、1時間に500万~1,000万通規模の大規模配信となると対応できる企業は同社を含め2社しかないのが現状という。このことから弊社は、競争の度合いは比較的穏やかと見ている。 すべての製品で同一のセキュリティ・ポリシーを採用していることも業績の拡大に寄与してきそうだ。これにより、顧客がシステムを効率的に管理できる点を訴求し、クロスセルによる売上の拡大が期待できると考えているためだ。 ■Key Points ・メールの大規模・高速配信技術に強みを持ち、業績は拡大傾向 ・2021年12月期は大幅増収増益で過去最高を更新 ・今後も成長が見込まれる市場環境が業績に追い風 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《SI》
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企業・自治体メール配信システムを提供。大規模・高速配信に強み。阪急阪神HD傘下。24.12期はメール配信のストック売上伸長を想定。解約率も低位安定の見込み。最高業績を計画。Webプッシュ通知をリリースへ。 記:2024/03/12