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新興市場銘柄ダイジェスト:ラキールは急騰、ジーダットがストップ高

2022/2/18 15:28 FISCO
*15:28JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ラキールは急騰、ジーダットがストップ高 <4074> ラキール 1890 +169 急騰。同社は17日、トレードワルツからデジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」を受注したと発表している。トレードワルツはNTTデータ<9613>を筆頭に、三菱商事<8058>、豊田通商<8015>、など日系大手10社の共同出資で設立され、ブロックチェーン技術を活用して貿易業務の完全電子化による「貿易DX」の実現を推進している。貿易業務を完全電子化するために、ブロックチェーン基盤とアプリケーション層を柔軟に連携させることが必須で、アプリケーション層に、疎結合のアーキテクチャで柔軟性が高く、アジャイル開発に向いている同社製品が採用された。これを材料視した買いが広がっている。 <8909> シノケンG 985 -52 大幅に反落。連結子会社のシノケンアセットマネジメント(東京都港区)が資産運用を受託するシノケンリート投資法人の投資口の東証上場を延期すると発表している。東証からREIT市場への上場承認を得ていたが、米国の早期金融引き締めに対する警戒感やウクライナ情勢の緊迫化などで不確実性が高まりつつあり、上場に伴う資金調達が必ずしも満足のいくレベルで実現できない懸念が生じたためとしている。 <2158> FRONTEO 1618 +25 もみ合い。建設・製造現場の安全対策に関するリスク発見や予測を行うAIシステム「WordSonar for AccidentView」の提供を開始したと発表している。従来のテキストマイニングや画像解析では適切なタイミングでの特定が困難だった作業現場の危険要因を察知し、事故を発生の数日前に予測するという。前日までの続落を受け、自律反発に期待する買いも入っているもよう。 <4274> 細谷火工 1319 +28 続伸。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、投資資金の流入が続いている。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し、バイデン米大統領が「今後数日中に起こると思う」と発言したと報じられ、市場では地政学リスクに対する懸念が高まっている。細谷火工の主要取引先は自衛隊で、ウクライナで軍事衝突が発生したとしても直接的な影響はないが、防衛関連銘柄の一角として物色されているようだ。 <2402> アマナ 590 +6 もみ合い。22年12月期の営業損益予想を前期比268.1%増の6.00億円の黒字と発表している。注力クライアントの拡大・再設定、最適な人材・リソースの配置、有効な商材・サービスの提供などで再成長を図るほか、利益管理の徹底などで大幅増益を目指す。21年12月期の営業損益は1.63億円の黒字(前期実績15.23億円の赤字)に転換した。組織やスタジオ設備などの最適化に加え、販管費の削減が寄与した。 <3841> ジーダット 1603 +300 ストップ高。3月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。また、22年3月期の期末配当を従来予想の20.00円から40.00円(前期末実績20.00円)に増額修正した。普通配当を30.00円に引き上げるとともに上場15周年記念配当として10.00円を加えた。年間配当も同額。株式分割は4月1日が効力発生日となるため、期末配当は分割前の株式数を基準に実施する。 《ST》
関連銘柄 9件
2158 東証グロース
600
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 23,614百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
2402 東証グロース
44
1/26 15:00
-4(%)
時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
3841 東証スタンダード
1,426
11/22 15:30
+27(%)
時価総額 5,576百万円
半導体や液晶パネル等の微細加工部品を設計するための電子系CADソフトを開発。パワー半導体向け製品の開発力強化を図る。半導体顧客向けソフト販売が堅調。大口案件や海外も伸びる。TSMCと協業し設計効率化図る。 記:2024/10/26
4074 東証グロース
761
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 5,839百万円
デジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」など企業向けLaKeel製品の提供を行う。クラウドオペレーションセンターなども。金融向け売上比率が高い。LaKeel製品のラインナップ拡充を図る。 記:2024/08/29
4274 東証スタンダード
1,206
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 4,863百万円
発煙筒や信号弾、各種インフレータ等の製造・販売を行う。1906年創業。火薬類の燃焼処分、硝酸ヒドロキシルアミン等の化成品も手掛ける。既存製品の効率的、安定的な生産体制整備図る。製品の高付加価値化に注力。 記:2024/07/08
8015 東証プライム
2,654
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 2,818,999百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8909 東証スタンダード
1,596
12/21 15:00
±0(%)
時価総額 58,062百万円
不動産会社。アパートやマンションの販売を主力に、不動産管理や売買仲介等のサービスの提供、ゼネコン、介護等の事業を行う。今期3Q累計はアパート販売が順調に推移した。不動産サービスやゼネコンも堅調だった。 記:2022/11/24
9613 東証プライム
2,884.5
11/22 15:30
+77(%)
時価総額 4,045,511百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10