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ココナラ Research Memo(2):個人の知識・スキル・経験をオンライン販売する「ココナラ」の開発・運営企業

2021/11/25 16:02 FISCO
*16:02JST ココナラ Research Memo(2):個人の知識・スキル・経験をオンライン販売する「ココナラ」の開発・運営企業 ■会社概要 1. 会社沿革 ココナラ<4176>は2012年1月に現 代表取締役会長の南 章行(みなみ あきゆき)氏が、個人をエンパワーメントするためのサービスを提供する目的で設立した。南氏は金融業界に従事する傍らで、個人のスキルをボランティア活動に生かすためのNPO法人の立ち上げに参画した経験から、これをビジネスとして展開していくことを決意して起業した。 2012年7月には、CtoCのマッチング型プラットフォーム「ココナラ」をリリースしている。当初は「占い」などの相談・プライベート系が流通高の大半を占めていたが、その後、Webサイト制作やWebデザインなどの制作・ビジネス系のカテゴリが増え始め、現在では多岐にわたるスキルサービスが出品されている。また、2016年には新サービスとして「ココナラ法律相談」をリリースしている。なお、2020年にリリースした対面型のスキルサービス(出張撮影、ハウスクリーニング、レッスン等)を販売する「ココナラミーツ」については、2021年末にサービスを終了することを決定している。当初は「ココナラ」のサービス利用者の送客等により、後発ながらもシェアを獲得していくことを目論んでいたが、競争が激しく苦戦が続いていたことや、トラブル防止のためのオペレーションコストも一定水準かかるなど投資利益率の観点からも今後も事業を継続していくことは得策ではないと判断した。ソフトウェア資産は発生時に費用計上しているため、サービス終了に伴う損失は発生しない見込みだ。 経営体制としては、会長の南氏と現 代表取締役社長CEOの鈴木 歩(すずき あゆむ)氏の2名が中心となって会社をけん引している。鈴木氏は、リクルートホールディングス<6098>出身で2016年に同社にCOOとして参画し、その後の事業戦略などを立案・指揮してきた人物で、2020年9月に代表取締役社長CEOに就任した。現在は、南氏が会社のコーポレート側を担当し、鈴木氏がビジネス側の意思決定を行っている。 なお、同社はビジョンとして、「一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる」、ミッションとして「個人の知識・スキル・経験を可視化し、必要とする全ての人に結びつけ、個人をエンパワーメントするプラットフォームを提供する」を掲げている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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個人のスキルを売買するサイト「ココナラ」を運営。ココナラ法律相談の運営やハイクラスの業務委託コンサルの紹介等も。メディア部門は売上拡大傾向。法律相談は有料登録弁護士数が順調増。ココナラ経済圏の拡大に注力。 記:2024/06/07
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時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28