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レンティア Research Memo(9):環境循環型のビジネスモデルそのものがサステナブルな社会実現へとつながる

2021/11/2 15:19 FISCO
*15:19JST レンティア Research Memo(9):環境循環型のビジネスモデルそのものがサステナブルな社会実現へとつながる ■中長期の展望と成長戦略 2. CSRへの取り組み 何度も繰り返し使用するレンタルというコーユーレンティア<7081>の事業は環境循環型のビジネスモデルであり、事業そのものが社会貢献につながっている。 具体的には、脱炭素を配慮した商品づくりや選定により「リデュース(部品を減らす)」を、レンタルにより「リユース(繰り返し使う)」を、レンタルで使用した商品をメンテナンスし、リサイクルショップで販売することで「リサイクル(再利用する)」を実践しており、「3R」と位置付けて取り組んでいる。「リデュース」では商品企画時に分別設計を推進し、部品交換による商品寿命の長期化と廃棄物削減を実現する。「リユース」では豊富な在庫と迅速な配送で商品総数を削減することに加えて、自社開発の強みで部品交換の長期化が可能となるため、廃棄商品を削減できる。「リサイクル」では、レンタルアップ商品を清掃・メンテナンスして一般販売するほか、分別廃棄で再資源化も行う。こうした取り組みを支えているのは、同社が掲げる「商品力」「調達力」「全国展開」「高品質」といった強みである。同社ならではの特徴として、「リデュース」「リユース」「リサイクル」に、「レンタル」という要素が加わることが挙げられ、この「レンタル」を含めた一連の取り組みを「3R+」として独自に定義している。また、取り組みの最後に当たる「リサイクル」について、熱却処理などで資源に戻すだけでなく、店舗で一般販売することも同社の「3R」の特徴といえるだろう。 また、「3R」以外にも、レンティアグループでは、事業活動を通じた社会課題の解決を目指し、サステナブルな社会実現に向け活動を開始している。 教育・人材育成の観点では、社員が変化や進歩に対応できるよう、柔軟で想像力豊かな、多様性にあふれた人材を育てるための豊富な研修プログラムを実施している。ユニークなものではeスポーツの研修や体験施設の見学のほか、ドローンの飛行体験などもあるという。若手社員と経営陣の座談会を開催しているほか、2021年4月には有志社員で成長と共創を目指す会「+ONE」を発足させた。 社会貢献においては、各種スポンサードに加えて、ボランティア活動などの地域貢献、大学との産学連携、レンタル備品の寄付などの活動を行っている。具体的な活動の一例として、東京マラソンでは初開催の2007年から備品レンタルを通じて同大会を支援しており、2008年からはサポーティングスポンサーとして協賛している。 環境貢献についてはエコアクション21の認証取得やRE100 actionへの参加などが挙げられる。同社の定める環境ポリシーのもと、毎年6月を環境月間と定めて全社員を対象に環境に関する啓発活動を実施するなど、社員への環境教育も積極的に推進している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《ST》
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