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昭和産業 Research Memo(3):減価償却費は100億円見込むも、持続可能な社会貢献に取り組む企業姿勢は評価

2021/9/8 15:43 FISCO
*15:43JST 昭和産業 Research Memo(3):減価償却費は100億円見込むも、持続可能な社会貢献に取り組む企業姿勢は評価 ■トピックス 1. 環境への取り組み 昭和産業<2004>は、地球環境の保全と同様「食」の安定供給は同社グループにとって大きな使命であると捉え、CSR行動規範にしたがって環境活動に取り組み、環境マネジメントシステムによる「継続的改善」を実践している。2022年3月期の減価償却費は100億円を見込んでいるが、これは植物工場のほか、鹿島工場のコージェネレーション設備といったCO2排出量削減への取り組みに向けた投資などによるものである。環境への主な取り組みには、「持続可能な生産活動」に1)気候変動対策:CO2排出量の削減、2)食品ロスの削減、3)資源循環(3R)の強化(容器包装に用いるプラスチックの削減・省水)、「持続可能な資源活用」に1)持続可能な原料調達の推進、2)国内農業の持続的発展への貢献、3)バイオマスの高度利用化を掲げており、こうした持続可能な社会への貢献に取り組んでいる企業姿勢は評価されると弊社では考える。 2. 新市場区分における「プライム市場」選択申請 同社は2021年7月9日付で、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を東京証券取引所より受領し、「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認した。この結果に基づき、「プライム市場」の選択申請を行うことを取締役会において決議した。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《EY》
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小麦粉や植物油、コーンスターチなど食品事業が主力。昭和天ぷら粉など定番商品多数。飼料事業、植物工場なども。食品事業は堅調。価格改定効果も。植物由来タンパク質で新ブランド投入、シート状食品を外食向けに販売。 記:2024/09/27