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アイ・エス・ビー---2Qは増収・2ケタ増益、両事業ともに順調に推移

2021/8/5 18:41 FISCO
*18:41JST アイ・エス・ビー---2Qは増収・2ケタ増益、両事業ともに順調に推移 アイ・エス・ビー<9702>は7月30日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.9%増の128.45億円、営業利益が同15.6%増の10.21億円、経常利益が同16.3%増の10.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.4%増の6.48億円となった。 情報サービス事業の売上高は前年同期比5.9%増の105.80億円、セグメント利益は同18.0%増の7.89億円となった。新規顧客の獲得、人手不足に対応した業務の効率化や、5G関連業務等が堅調に推移した。「モビリティソリューション」分野は、5G関連や車載が順調に推移し、売上高は大幅に増加した。「ビジネスインダストリーソリューション」分野は、医療系の既存取引先業務や新規取引先からの受注が増加し、売上高は増加した。「エンタープライズソリューション」分野は、サーバ・ネットワーク構築業務で大型案件を獲得し、売上高が増加した。利益面については、テレワーク環境の整備や人材確保・育成に係る経費の増加はあったものの、売上高の増加、業務効率化やグループ連携、並びに一部のれんの償却が終了したことにより、セグメント利益は大幅に増加した。 セキュリティシステム事業の売上高は前年同期比6.0%増の22.64億円、セグメント利益は同10.6%増の2.28億円となった。リニューアル物件の受注獲得の増加に加え、新型コロナウイルス感染症対策としてのサーマルカメラ等の受注が好調に推移した。また、建設キャリアアップシステム(CCUS)やクラウド対応の入退室管理システム(ALLIGATE)も好調に推移した。利益面では、売上高の増加により、次期製品開発に向けた研究開発費を吸収し、増益となった。 2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の260.00億円、営業利益が同7.7%増の17.70億円、経常利益が同8.0%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の10.70億円とする期初予想を据え置いている。 《ST》
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ソフト開発会社。通信分野などの組込み系に強み。セキュリティシステムの開発も。24.12期は拠点統廃合費用などが利益を圧迫する見込み。配当性向は3割以上目安。新中計では26.12期に営業益27億円を目指す。 記:2024/04/12