トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
43,870.35
+461.88
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 0:44:41
15,296,798
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
アクセル Research Memo(8):自動運転向けAIチップやセキュリティ製品、ブロックチェーンなどへも注力
2021/7/19 15:28
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:28JST アクセル Research Memo(8):自動運転向けAIチップやセキュリティ製品、ブロックチェーンなどへも注力 ■今後の見通し (3) 自動運転向けAIチップ NEDOの公募事業の一環として2017年から研究を進めてきた「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」に関しては、順調に開発が進んでおり、2021年頃に試作チップが完成する見通しとなっている。完全自動運転の実用化に向けて、資本業務提携先の(株)ティアフォーや複数の大学と共同で開発を進めてきたプロジェクトで、ティアフォーがアプリケーションソフト(完全自動運転・監視)、埼玉大学がミドルウェア、東京大学がコンパイラ・OSの開発をそれぞれ担当し、アクセル<
6730
>は半導体の設計・開発を担当した。 今後のロードマップとしては、試作チップをもとに、2022年以降に実証実験を行い、製品化につなげていきたい考えだ。用途としては、工場内で走行する自動搬送車両や過疎地域における高齢者向け移動車などを想定している。また、自動運転用途以外のAI活用領域への転用も可能なことから、IP化してロイヤリティ収入を得るといったビジネスモデルも考えられる。自動運転市場は市場規模も大きく実証実験の動向が注目される。 (4) セキュリティ製品 セキュリティ製品としては、暗号技術を用いたソリューション「SHALO」を搭載したUSBドングルの販売を2020年9月より開始している。国内セキュリティ市場において同社のターゲットとなる市場規模は、NPO日本ネットワークセキュリティ協会「2019年度国内情報セキュリティ市場調査」(従来分類版)によると、暗号化製品で404億円、アイデンティティ・アクセス管理で1,348億円と見られており、成長ポテンシャルは大きい。情報セキュリティに対する意識は年々高くなっており、唯一の国産品であることの強みを活かして、売上を拡大していきたい考えだ。現在は法人向けのみだが、個人向けの販売も検討している。今後、いかに認知度を高めていくことができるかが、売上成長の鍵を握るものと考えられる。 (5) ブロックチェーン ブロックチェーンの取り組みとしては、2020年3月にマイニングハードウェア「VMINE」の販売を開始している。2021年3月期は対象となる暗号通貨の価格が冴えなかったことから、販売は低調だったが、足元では価格が上昇傾向となっていることから、引き合いも増加傾向にあると言う。 また、同年10月にはビジネスコンサルティングやシステム構築を行う(株)CryptoLabと、ブロックチェーン技術を基盤としたソリューション及びサービス事業で協業することを発表した。(株)VIPPOOLが持つサイドチェーン等のブロックチェーンのコア技術や、インフラを支えるハードウェア開発と、CryptoLabの豊富なブロックチェーンアプリの開発実績・ノウハウを合わせることで、ブロックチェーンビジネスの拡大を図っていくことになっている。 さらに、同年11月には高砂熱学工業<
1969
>が新設した「高砂熱学イノベーションセンター」の省エネソリューションの一環である「高砂エコポイントシステム」に同社のプロックチェーン技術が採用されたことを発表している。スマートコントラクト上のトークンとしてポイントを実装するなど、ブロックチェーン技術を活用したシステム全体の開発に携わり、高度な耐障害性や相互運用性の実現に貢献している。 2022年3月期の重点施策としては、ブロックチェーン企業としての認知度を高めるため、技術ブログやWebサイトの策新、アライアンスの推進を図っていくほか、VMINEやサイドチェーンを活用したブロックチェーン・プラットフォームの構築に取り組んでいく。様々な社会インフラへのブロックチェーン技術の普及が今後進むと予想されるなか、実績を数多く積み重ねブランド力を高めていくことができるかが事業拡大の鍵を握ると言え、アライアンス戦略も含めた積極な事業展開が期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 2件
1969 東証プライム
高砂熱学工業
6,321
11/22 15:30
+358(%)
時価総額 443,981百万円
空気調和設備の設計・施工等を行う。1923年創業。東京ドーム、新国立競技場などで施工実績。設備機器の製造・販売事業等も手掛ける。配当性向40%目途。大型物件受注時の採算性向上など収益力の強化を図る。 記:2024/08/12
6730 東証スタンダード
アクセル
1,294
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 14,508百万円
ファブレス半導体メーカー。遊技機器向けグラフィックスLSIで国内トップシェア。AI、ブロックチェーン等を活用した新規事業も展開。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは47万個の販売見込む。 記:2024/06/11
関連記事
7/19 15:27 FISCO
アクセル Research Memo(7):機械学習・AI領域では2020年以降、様々なソリューションの提供を開始
7/19 15:26 FISCO
アクセル Research Memo(6):22年3月期は増収減益予想も、パチンコ・パチスロ機市場次第で上振れの可能性も
7/19 15:25 FISCO
アクセル Research Memo(5):新規事業関連ではAI領域の開発支援ビジネスが大きく伸長
7/19 15:24 FISCO
アクセル Research Memo(4):21年3月期は2期ぶりに減収となるも各利益は2期連続増益に
7/19 15:23 FISCO
アクセル Research Memo(3):パチンコ・パチスロ機向けファブレス半導体企業から先端テクノロジー企業へ(2)