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プロパスト---21年5月期増益、賃貸開発事業が好調に推移

2021/7/13 11:43 FISCO
*11:43JST プロパスト---21年5月期増益、賃貸開発事業が好調に推移 プロパスト<3236>は12日、2021年5月期決算を発表した。売上高が前期比20.2%減の188.86億円、営業利益が同11.6%増の17.14億円、経常利益が同18.6%増の12.99億円、当期純利益が同3.3%増の9.20億円となった。 分譲開発事業の売上高は前期比83.8%減の9.21億円、セグメント利益は同77.7%減の0.42億円となった。自社物件としてプルームヌーベル武蔵野(東京都武蔵野市)の販売を実施した。このプロジェクトにおいては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発出により、モデルルームでの販売の遅れや集客業務への制限等が発生したことが影響している。 賃貸開発事業の売上高は前期比14.7%増の137.55億円、セグメント利益は同26.2%増の22.53億円となった。首都圏を中心に用地取得から賃貸マンションの企画・建築・販売を行っており、神田司町プロジェクト、南麻布2プロジェクト及び大森中プロジェクト等、19プロジェクトを売却した。 バリューアップ事業の売上高は前期比29.6%減の42.09億円、セグメント利益は同27.5%減の4.71億円となった。中古の収益ビルを購入し、外観や設備が経年劣化した不動産に対して効率的に改修を行うことで、既存の建物の付加価値を高めた上で売却しており、山王3プロジェクト、新町プロジェクト、上馬2プロジェクト等、11棟の収益ビルを売却した。 2022年5月期通期の業績予想については、依然として新型コロナウイルス感染の経済に対する影響について留意する必要があると考えており、引き続き物件取得を厳選して行う予定であるため、売上高は前期比7.8%増の203.64億円、営業利益は同15.0%減の14.57億円、経常利益は同24.5%減の9.80億円、当期純利益は同24.3%減の6.96億円を見込んでいる。 《ST》
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首都圏で単身世帯向け分譲マンションや小型賃貸マンションを展開。中古ビル再生販売も手掛け、販売用不動産の取得を推進。大型プロジェクトで前倒しでの売却が見込まれていることもあり、24.5期中間期は増収増益。 記:2024/01/28