トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/21 15:15
38,026.17
-326.17
NYダウ
11/20
43,408.47
+18.87
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 6:49:02
15,119,795
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
テラスカイ Research Memo(3):コロナ禍を契機に企業のDX化投資が加速
2021/7/12 15:23
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:23JST テラスカイ Research Memo(3):コロナ禍を契機に企業のDX化投資が加速 ■テラスカイ<
3915
>のクラウドサービス市場の動向と事業内容 1. クラウドサービス市場の動向 企業の情報システムの歴史を紐解くと、1960年代前半のメインフレームの普及から始まり、1980年代にはオフコン/ミニコン時代となり、1990年代後半からはパソコンの普及に伴って分散処理型のクライアント/サーバーシステムへと形態が変遷し、2000年代後半からは通信ネットワークの高速化やインターネット技術の進展を背景に、クラウド・コンピューティング市場が立ち上がり、現在は企業がコンピュータを「所有」する時代から「利用」する時代へと移行する過渡期となっている。 クラウド・コンピューティングとは、SalesforceやAWSなどのクラウドサービスプラットフォームからインターネット経由でコンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションをはじめとした、様々なITリソースをオンデマンドで利用することができるサービスを指す。従来、企業は自らで情報システムを構築、運用・管理しなければならなかったが、クラウドを利用することでこうした手間や時間が省け、業務の効率化や投資コストを抑えることが可能となる。また、情報システムの構築にかかる期間も短縮できるため、企業側の導入メリットは大きい。特に、ここ数年は通信ネットワークの高速化やクラウドサービス事業者のセキュリティ対策が強化されてきたこと、サービスの拡充が進んでいることもあって、規模を問わず既存システムからクラウドへ移行する企業が増加傾向にあったが、コロナ禍を契機として経営のDXを進める動きが活発化するなかで、ERPシステムも含めてクラウドに移行する動きが加速している状況にある。 国内パブリック・クラウドサービスの市場規模は、今後も拡大が続くと予測されている。自社でコンピュータシステムを保有している企業あるいは官公庁は多く、今後もこうしたユーザーがパブリック・クラウドサービスに移行することが高成長の背景にある。特に、大企業が多く利用しているSAPのERPシステム「SAP ERP 6.0」について、標準サポートが2027年に終了することになっており、それまでに次期ERP製品となる「SAP S/4HANA」等へ移行する必要があり、その際にクラウド利用形態でのリプレースを行うケースが多く、SAP ERPのクラウド移行案件についてはインテグレーター側の人的リソースが限られていることもあって、少なくとも2027年まで繁忙状況が続くとの見方が有力となっている。 なお、パブリック・クラウドサービスはサービス形態により、SaaS※1、PaaS※2、IaaS※3の3つに分類される。このうち、PaaSやIaaSではAWSがトップシェアとなっており、Microsoft Azure、GCP(Google Cloud Platform)が続いており、世界的にはほぼ3社で寡占する状況となってきている。一方、SaaSについてはアプリケーションごとに参入ベンダーが異なっており、営業支援、顧客管理分野においてはSalesforceが世界トップとなっている。年平均成長率で見るとSalesforceで29%、AWSで41%となっており、Microsoft(マイクロソフト<MSFT>)やAlphabet(アルファベット<GOOG>)を含めて大手クラウドベンダーの高成長が続いている状況にある。 ※1 SaaS(Software as a Service)パッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして提供する形態。代表的なサービスとしては、SalesforceのSales CloudやMicrosoftのOffice 365、GoogleのG Suiteなどが挙げられる。 ※2 PaaS(Platform as a Service)アプリケーションソフトを稼働させるためのサーバーやOSなどのプラットフォーム一式を、インターネット上のサービスとして提供する形態。代表的なサービスとしては、AWS、Microsoft Azure、Google App Engine等がある。 ※3 IaaS(Infrastructure as a Service)情報システムの稼働に必要な仮想サーバーをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット上のサービスとして提供する形態。代表的なサービスとしては、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)、Google Compute Engine等がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 1件
3915 東証プライム
テラスカイ
1,948
11/21 15:30
±0(%)
時価総額 25,164百万円
セールスフォースやAWSなどのクラウドサービス導入支援等を手掛ける。Salesforceの導入支援では国内トップクラスの実績。Salesforce開発等は順調。NTTデータとの協業進化などを図る。 記:2024/10/21
関連記事
7/12 15:22 FISCO
テラスカイ Research Memo(2):国内トップクラスのクラウド・インテグレーター
7/12 15:21 FISCO
テラスカイ Research Memo(1):中期的に年率20%前後の高成長が続く見通しで、公共分野での実績も増え始める
7/12 15:17 FISCO
HCH Research Memo(7):2021年9月期から配当性向30%で配当実施へ
7/12 15:16 FISCO
HCH Research Memo(6):M&Aや人材育成での独自ノウハウ構築でさらなる差別化・収益拡大へ
7/12 15:16 FISCO
イチネンHD Research Memo(6):2022年3月期も年間40円配当を予想、株主還元も積極的