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Jリース Research Memo(2):住居用家賃保証を中心に、事業用賃料保証、医療費保証も手掛ける

2021/7/8 15:02 FISCO
*15:02JST Jリース Research Memo(2):住居用家賃保証を中心に、事業用賃料保証、医療費保証も手掛ける ■会社概要 1. 会社概要と沿革 ジェイリース<7187>は、家賃債務保証業界の大手の1社である。2004年に現 代表取締役社長兼会長の中島拓氏が大分県で設立した。当初から地域に密着した家賃債務保証サービスを行い、宮崎、熊本と支店を増やし九州の基盤を固めた。2010年には、東京、新潟を始め東日本進出に着手し、全国の主要都市に拠点を拡げた(2021年5月時点で全国28拠点)。地域別には長らく九州の比率が高かったものの、現在では関東の売上高構成比が九州を上回っている。なお、同社の特徴は、多様な商品プランと迅速なサービス(審査や代位弁済)であり、中小の不動産仲介会社からの支持は厚く、18千件の不動産仲介会社と協定を結ぶ。2016年6月に東証マザーズに上場、2018年3月には東証1部に昇格した。 2. 事業構成 同社の事業は、「保証関連事業」と「不動産関連事業」に分かれる。主力の「保証関連事業」は、賃貸住宅の入居予定者の連帯保証人の代わりに保証を引き受け、不動産オーナーに対して滞納時の代位弁済などにより安定的な家賃収入を保証する家賃債務保証サービスを主としており売上高構成比は99.2%(2021年3月期)、利益構成比は102.0%(同)を占める。保証の種類としては一般の賃貸マンションやアパートなどを対象とした住居用家賃保証と、店舗やオフィスを対象とした事業用賃料保証で商品内容が異なる。また、新規事業の医療費保証もこのセグメントに属する。「不動産関連事業」は、子会社あすみらい(株)において、外国人に対する賃貸住宅の提供、不動産物件の売買及び賃貸の仲介・管理を行う。売上高構成比は0.8%(同)、利益構成比は-2.0%(同)と規模は小さい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《YM》
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時価総額 21,758百万円
賃貸住宅向け家賃債務保証サービス会社。家賃債務保証事業を軸に、不動産関連事業も展開。入居者見守りサービスや駐車場賃料保証サービスなども事業領域。首都圏での人材投入を推進。業容安定し、3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/22