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今週のマーケット展望「イベント通過後の金利動向に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2021/6/14 9:55 FISCO
*09:55JST 今週のマーケット展望「イベント通過後の金利動向に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 日経平均は、大きく反発して始まりましたね!ただ、そのあとはもみ合いになっています。FOMCを控えているので、様子見ムードが値強くなるのでしょうか。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、6月14日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『今週の日経平均は小動きながらも2万9000円台を固めにいくだろう。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、週前半は様子見機運が強く、「開店休業」状態となろう』と予想しています。 ただ、『米国の消費者物価指数(CPI)発表後に米国債が買われたが、FOMCというイベントを通過した週後半は、あく抜け感から長期金利が一段と低下する可能性がある』と言及。 『米国10年債は、週末こそポジション調整で若干売られたものの、10日に1.43%とほぼ3カ月ぶりの低水準を付けた。さらに、11日早朝には1.42%まで低下する場面があった』として、『長期金利がピークアウトの様相を明確にしていることは早期テーパリング観測の後退を示唆するものだ』と説明しています。 加えて、『ワクチン接種の進展、S&P500の史上最高値更新と株式の投資環境は良好である。株式相場は基本的に堅調に推移するだろう。特に年初から調整が続き出遅れているグロース株が持ち直すかに注目したい』と見解を述べています。 また、今週の指標については『米5月小売売上高、米6月ニューヨーク連銀景気指数、米5月鉱工業生産が15日に発表される。16日には日本の5月貿易収支、4月機械受注、中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、米5月住宅着工件数、17日には米6月フィラデルフィア連銀景況指数が発表される』と伝えています。 一方、『17日からは日銀金融政策決定会合もあるが、こちらは相場の材料とはならないだろう』と広木さんはみているようです。 最後に、『今週の予想レンジは、2万8500円〜2万9500円とする』としました。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《CS》