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プロスペクト Research Memo(2):起源は繊維会社、現在は不動産事業、再生可能エネルギー事業、投資事業が中心

2021/6/14 15:22 FISCO
*15:22JST プロスペクト Research Memo(2):起源は繊維会社、現在は不動産事業、再生可能エネルギー事業、投資事業が中心 ■会社概要 プロスペクト<3528>の歴史は古く、1937年に富山県において井波機業株式会社として設立されたのが起源である。その後、1961年に商号をカロリナ株式会社に変更し、1962年には株式を東京証券取引所市場第2部に上場した。さらに、1990年代に入り繊維事業から撤退し、主力事業をマンション分譲事業にシフトすると同時にマンション開発大手の大京グループの傘下に入った。 その後、2007年には大京グループを離れて自主独立経営を開始、2010年にはファンドとして同社への投資を行っていた旧プロスペクトのオーナー社長兼ファンドマネージャーであったカーティス・フリーズ氏が同社の代表取締役社長に就任した。2013年には株式交換により旧プロスペクトを完全子会社化し、2014年には吸収合併すると同時に商号を現在の株式会社プロスペクトに変更した。この間に(株)ササキハウス、機動建設工業(株)をM&Aにより子会社化して事業の多角化を進め、2015年にはソーラー事業(再生可能エネルギー事業)を開始した。また2017年7月には株式交換によってThe Prospect Japan Fund(TPJF)を子会社化したが、2019年3月に機動建設工業の全株式を売却し、2019年12月にTPJFを清算した。これにより建設事業、アセットマネジメント事業からは完全に撤退している。また、2020年9月に不動産関連及び商業施設建築事業を行う(株)グローベルス(旧キーノート(株))を株式交換により連結子会社化している。 なお、2020年6月の臨時株主総会の決議によって主な経営陣が入れ替わり、2021年5月末現在では取締役会長:藤澤信義氏、代表取締役社長CEO:泉信彦氏、取締役:岡勝氏(不動産関連事業担当)、取締役:西村浩氏(再生可能エネルギー事業担当)の4氏が主に経営の中枢を担っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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