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ポート Research Memo(4):財務流動性と収益性は堅調、2022年3月期以降の高成長に備えた資本を確保

2021/6/11 15:04 FISCO
*15:04JST ポート Research Memo(4):財務流動性と収益性は堅調、2022年3月期以降の高成長に備えた資本を確保 ■ポート<7047>の業績動向 2. 財務状況と経営指標 2021年3月期末の資産合計は前期末比2,416百万円増加の6,378百万円となった。流動資産は152百万円増加し、現金及び預金は103百万円減少した。固定資産ではのれんがM&Aを通じて1,913百万円増加した。負債は同2,454百万円増加の4,299百万円となった。増加の主な内訳は、社債525百万円増加、長期借入金732百万円増加などである。純資産合計は同38百万円減少の2,078百万円となった。 経営指標を見ると、流動負債の増加を背景に流動比率が前期末比111.7ポイント低下の192.6%となったものの、依然として良好な水準を維持しており、短期的な財務懸念はないと弊社では見ている。また、自己資本比率は同20.8ポイント低下の32.5%となったが、背景にあるのはM&Aの際の借入金調達である。同社は、M&Aに関するリリース内でも積極的な負債活用を掲げていることから、方針どおりの展開であると言える。レバレッジ活用に伴う資本効率の改善も想定していることから、収益性拡大という点でポジティブであると弊社では見ている。 3. キャッシュ・フロー計算書 2021年3月期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比147百万円増の2,411百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは129百万円の収入であり、税金等調整前当期純損失58百万円、のれん償却額173百万円などによるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは1,432百万円の支出であり、子会社株式の取得による支出1,564百万円が主な要因である。財務活動によるキャッシュ・フローは1,450百万円の収入であり、長期借入れ1,342百万円、社債発行724百万円が主な収入要因であった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希) 《NB》
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